車の板金塗装、車のきず・へこみの修理なら佐藤自動車へ【東京・神奈川】

車の板金塗装・車の修理なら佐藤自動車【東京・神奈川】

板金塗装・傷修理事例

本当に完璧な板金塗装が必要ですか?お客様に寄り添った修理方法のご提案!

車の修理をしようと思ったとき、一番気にかかるのが「修理代金」ではないでしょうか。
「いったい、いくらかかるか気になる」
「できるだけ安く修理を済ませたい」
「コストを抑えつつ、ある程度はちゃんと綺麗にしたい」
ひょっとしたら、このようなお悩みをお持ちかもしれません。

修理費用を低く抑える方法として、「完璧な修理ではなく、必要なだけの修理を行う」というものがあります。

もちろん、手抜き修理を行うということではありません。
しかし、この言葉だけでは、イメージがつきにくいかもしれませんね。

そこでこの記事では、BMWのX1シリーズの凹み修理事例を元に、費用を安く抑える修理方法をご説明していきます。

今回のケースは「凹みをある程度直して塗装する」というものです。
お車の修理の参考にしてみてください。

BMWの傷凹みの損傷状態

こちらは、お車の損傷状態の画像です。
ドアと、ドアの後方にあるリアフェンダーという部分が凹んでしまっています(>_<)

この画像では、凹みがもっとわかりやすいですね。
天井についている電気が写りこみ、ドアとリアフェンダーが歪んでいるのが確認できます。

凹みの修理には「板金」という方法を使います。
簡単にいえば、鉄板を叩き出すことです。
完璧に板金しようとすれば4〜5時間は必要で、これだけで5万円はかかります。

しかし、今回のお客様のご要望として「パッと見たときに綺麗に見えればいい」ということでした。
そこで、「板金はある程度のレベルで済ませ、残りはパテで形を整えて塗装する」とやり方をご提案させていただきました。

ご要望通り板金せずに

こちらは、パテをつけたところの画像です。ここから形を整えて、綺麗に削っていきます。

パテだけなので、どうしてもひずみや歪みは多少残ります。
しかし、その点はお客様にご理解いただいた上でやらせていただいております。

なお、佐藤自動車では質の良いパテを使っておりますので、後からパテ部分が割れるといった問題はありません。

形を整えたあとは、下地処理剤(サフェーサー)を塗装します。

パテをつけた場合、このサフェーサーは必須です。
なぜかというと、パテがそのままだと、塗装を吸い込んでしまうんですね。
そうなると、艶が無くなってしまったり、塗装が剥がれたりしてしまいます。これでは、修理した意味がありません。

このようなことを防止するために、丁寧な下地処理が必要になります。
たとえ修理費用を安くしても、手を抜いてはいけないところは、しっかりこだわりを持ってやらせていただいております。

塗装にはこだわりが・・

こちらは、塗装前のお車の画像です。

他の部分に塗料がかからないように、マスキングペーパーでしっかり覆って作業します。

リアドアとリアフェンダーが塗装する部分ですが、フロントドアとの色の違いが出ないよう、前のパーツも塗装します。

塗装した部分のアップ画像です。

フロントドアも含めて塗装を施しました。

多少ボディが歪んで凹みが残っていても、そこまで気になるものではありません。
おそらく、車にこだわっている方や修理のプロの方でなければ、少しの歪みは気づかれないことがほとんどです。

しかし、色が違うというのは、とても目立ちます。
お車に乗っているときに、他の人が見て「あっ、この車変だな」と思われてしまう可能性があります。
この部分はお客様にお話しさせていただき、色は完璧に仕上げさせていただきました。

佐藤自動車では、修理に際してさまざまなご希望を承っておりますが、「色違いでも構わない」というものはお受けしないようにしております。
変なものをお出しして、お客様に後悔していただきたくないからです。
そのため、そのあたりはしっかりご説明して修理させていただいております。

傷のみ修理完成

こちらは、塗装が完成したところの画像です。

この画像をご覧いただくと、ドアの部分が少しだけ歪んでいる、ということがお分かりになるかと思います。

どうしても、すべてを完璧に直そうとすれば、少なくとも4〜5万円はプラス料金がかかってしまいます。
しかし、「パッと見でわからなければいい」という条件であれば、より低価格に抑えることができます。

修理のご提案では、お客様に対して「凹みや歪みが残ってしまう」という点はあらかじめお伝えします。
しかし、佐藤自動車では、お客様にご満足いただくために、伝えている以上のことをお返ししたいと考えております。

「なんだ、ここまでしか直らなかったのか」とお客様をがっかりさせないために、プロとしてのこだわりを持って仕事をする。

このような意識を、技術者たち全員で共有しております。

こちらも、塗装完成後を撮った画像です。

実際のところ、歪みはかなりわかりにくくなっているのではないでしょうか。
ご依頼いただいたお客様にも「綺麗になった」と喜んでいただきました。

また、修理金額も、かなり抑えることができました。
具体的にかかった基本的料金は、以下のとおりです。

・工賃 10万1,600円
・部品代 8,940円
・材料費 1万8,037円

また、今回のお車はガラスコーティングがされており、お客様のご希望に合わせて再施工させていただきました。
そのため、コーティング施工代として

・1パネル 4,000円×2

がプラスされました。これら全てに消費税が加算されます。
もし板金を完璧に行なっていれば、さらに5〜7万円がプラスされます。
今回は傷のみ、少しの凹みを直すやり方をとったため、それだけ安くなってるということですね。

なお、ガラスコーティングとは、お車の塗装を綺麗に保つために行うものです。

本来であれば、1パネルにつき1万〜1万5,000円ほどお金をとる会社様が多いですが、佐藤自動車では修理したところに限っては、ほぼ原価でやらせていただいています。

ちなみに、フロントドアの再コーティングに関しては無料になっています。損傷したところだけ料金をいただいている、という形ですね。

お客様に寄り添ったご提案

佐藤自動車集合写真今回は、「安く修理したい、でも、ある程度は綺麗に保ちたい」という方に向けた修理ケースをご紹介させていただきました。

私たちにとって一番大切なことは、「お客様に喜んでいただく」ということです。

もちろん、「すべてにおいて完璧な修理をする」ことも可能です。
しかし、お客様がそのレベルを望んでいない場合、高いお金をいただいて完全な修理をしたとしても、お客様が求めていない以上、意味がありません。

「このお客様が本当に必要としていることは何か?」を常に考え、最適な修理のプランをご提案させていただいております。
もちろん、「完璧に修理したい」とご希望の方や、仕上がりにこだわりのある方に対しても、真剣に向き合ってやらせていただきます。

お客様のご希望に合わせて応えられるのも、しっかりした技術があるからこそです。
高い技術と豊富な知識を持つからこそ、「どうすれば希望どおりにできるか」という思考が働き、高い質の作業ができます。

佐藤自動車では、このような「お客様に寄り添う」という点を、何より大事に考えております。

もし、同じような傷や凹みのお車があったり、費用面で悩んでいたりする場合は、ぜひ当社にご相談いただければ嬉しいです。
相談料は無料ですので、ぜひお気軽にご連絡くださいね。お問い合わせをお待ちしております。