今回は、プジョーのヘッドランプと左フェンダーに関する修理事例をご紹介します。
ヘッドランプはコートが塗装劣化して色が褪せてしまっており、フェンダーは凹みができてしまっていました。
そこで、ヘッドランプは再塗装を、フェンダーは板金修理することにしました。
ディーラーさんに行くと、ヘッドランプは交換になることが多いですが、実はこの新品ランプというのは値段が高いんです…！
具体的には、1つにつき7〜8万円することも。
修理であれば、コストを半額以下に抑えることができますので、「できるだけ安く修理したい！」という方にはオススメです。
「でも、ちゃんと綺麗に修理できるの？」という方に向けて、実際の修理事例を画像とともにお見せしたいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
プジョー損傷とランプの劣化
ヘッドランプと左フェンダーを写した画像です。
ヘッドランプについてはぶつかった影響ということではなく、フェンダーパネルを修理する際に、ヘッドランプのほうも綺麗にしたいというをご要望をいただきました。
ヘッドランプというのは、基本的にディーラーさんでは「新品と交換しましょう」と言われる部品になります。
ところが、ランプを交換しようとすると高い金額になりまして、1つのランプで7〜8万円ほどになります。
ですから、2つとも交換しようとすれば15〜16万かかるということもザラにありますね。
一方、当社であれば修理で対応できるので、半額以下でヘッドランプを綺麗にすることができるんです！
これから、詳しくご説明していきますね。
フェンダー板金
まずは、フェンダーの板金をおこないます。
板金とは、鉄板を叩いたり引っ張ったりして整形することでして、今回のプジョーも凹んだところを叩いて形を直していきます。
フェンダーパテとサフェーサー
板金が終わったら薄くパテをつけていきます。
当社では紫外線硬化型のパテを使用しています。紫外線で完全硬化することによって後から不具合が出てきませんので、自慢の永久保証ができているわけですね。
形作りのためにというパテ研ぎをしていきますが、職人の手の技術だけで形を作っていくことになります！
微調整をするために、サンドペーパー（やすり）を使って研いでいきます。
サンドペーパーは目の粗さによって「番手」が決まっていまして、数字が小さいほうが目が粗く、数字が大きいほうが目が細かくなります。
120番、180番、220番まで使ったら、ダブルアクションサンダーという機械を使って研いでいきます。
さらに、320番、480番、600番といった形でペーパーの目を細かくしていくんですね。
この番手を変えていく作業を端折ってしまって、粗いペーパーからすぐ細かいペーパーにしてしまうと仕上がりが悪くなり、後から不具合が出てくる可能性もありますので、当社としてはしっかりと番手を順序よく変えていくようにしています。
こういった細かい点も、永久保証できる理由ですね。
こちらは、サフェーサー（下地処理剤）を塗るところですね。
事前に表面を丁寧に研いでいきましたから、下地処理もスムーズに進みます。
こちらは、塗装が終わったところになります。
塗装に関しても当社はこだわりを持っていまして、メーカー塗料である水性塗料の「スタンドックス」を使っています。
グレードの高い塗料を使っていますので、ツヤも良く出ますし、硬い塗装に仕上がるんですよ！
ヘッドランプ劣化修理
それでは、ヘッドランプの塗装劣化を修理していきます。
画像をご覧いただきますと、ランプの上面のところが色褪せてしまっていますね…。
ヘッドランプにも塗装がされているので、これから再塗装していきます。
ここでのポイントは、すぐに塗料を塗るのではなく、まずは色褪せた部分を削り落としてあげるということです。
そうすることによって、後から塗装が浮き上がってきたり、剥がれたりという心配がないんですね。
こちらは、ヘッドランプの削りが終わったところになります。
このように細かいペーパーを使って全部削り落としてあげてから、クリア塗装していくんです。
そうすれば、画像のようにピカピカで、まるで新車のようなヘッドランプによみがえりますよ！
なお、今回のヘッドランプは、表面の劣化でしたので、削ってここまで綺麗にできましたが、もしヘッドランプの内部が劣化している場合は駄目で、別の対処が必要になってきます。
とはいえ、大抵はヘッドランプの中はあまり劣化しないですから、表面を削って塗装してあげれば綺麗になることがほとんどですね。
ヘッドランプ塗装
こちらは、ヘッドランプを2つとも塗装したところです。
プジョー修理完成
プジョーの修理が完成したところです。
フェンダーパネルもヘッドランプもすっかり元通りになりました！
よく磨きをかけましたから、ひょっとしたら元の状態以上に綺麗になったかもしれませんね。
ヘッドランプ劣化 修理で半額以下
今回は、プジョーのヘッドランプと左フェンダーの修理事例をお伝えしました。
ヘッドランプを新品に交換すると、日本車だったとしても5〜6万はしますから、輸入車であるプジョーはそれ以上のお金が必要になります。
7〜8万円はかかりますので、両方変えたら15〜16万円もかかることになるんですね。
修理方法によりますが、技術力のある修理工場であれば3万〜4万円で直すこともできますので、ぜひ「ディーラーで直すのにお金がかかるのは仕方ない」「色褪せが気になるけれど、諦めよう」などと思わず、よい工場さんを探していただければと思います。
当社・佐藤自動車は、塗装劣化したヘッドランプ修理も承っております！
新品交換すれば15万円かかるようなケースでも、半額以下でお直しすることも可能です。
まずは一度、ご相談くださいませ！
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