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板金塗装・傷修理事例

ポルシェ・マカン板金修理/ドア凹み復元板金技術の修理工場

「ドアにひどい凹みができてしまった!元通りに修理することなんてできるんだろうか?」

このようなお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。

ご安心ください!
復元板金技術のある修理工場であれば、大きな凹みもちゃんと直すことができますよ。

具体例として、ポルシェ・マカンの修理事例をご紹介します。左のフロントドアの板金修理です。

ポルシェのマカンというお車には、綺麗なラインが入っています。このラインに凹みが入ってしまったので、復元していくことになりました。

ただし、マカンにはラインが2つあったり、反りがあったりとデザイン性が高いため、難易度が高い板金になります。
技術力が求められるケースですが、当社・佐藤自動車であれば、このような難易度の高い修理も、綺麗に仕上げることができます!

では、本当に綺麗に復元できるのか?
そんな疑問に答えるため、画像とともに作業の流れを解説しますので、ぜひご覧いただければと思います。

ポルシェ・マカン凹み

こちらは、マカンの損傷状態の画像です。白いボディーに凹みができていますね。

ラインの箇所がぶつかったことによって、上のほうが高くなっています。
これはどんなパネルにおいても同じで、ぶつかって凹みができると、反対に必ずどこかの部分が高くなります。

これは空き缶を潰すときをイメージしていただくと分かりやすいでしょう。空き缶をグッと力を入れて潰すと、握っていない部分が高くなりますよね。あれと同じです。

衝撃を受けた影響が周りに波及し、ぶつかった箇所とは別の部分が高くなるので、これを引っ張りながら叩いていきます。
鉄板は衝撃を受けると少し伸びてしまうので、伸びている鉄板を絞りながら板金していくんですね。

このように、板金修理には、鉄板の状態に適した作業をおこなう技術力が必要となります。

マカン板金

こちらは、板金が終わったところになります。
先に黒いモールを外してから作業をおこないました。ちょうどモールが重なる部分とその上の部分に2つのラインがありますので、板金的にはなかなか難易度が高かったです。

作業のやり方を簡単にご説明しますと、ラインのところに溶接をして、力を入れて引っ張っていきます。また同時に、凹みの影響で盛り上がってしまったところを叩いていきます。

低いところを引っ張りながら、高くなっているところを叩く。この繰り返しで、鉄板の高いところは沈み、低いところは出てきてくれるわけです。

ここで注意したいポイントは、板金の仕方を間違えると、鉄板がどんどん伸びていってしまうということです。

つまり、叩かずに低いところを引っ張るだけでは、鉄板がただ薄く伸びるだけで、ちゃんと成形できないんですね。これでは、強度も落ちてペコペコしてしまいます。

引っ張ると同時に高くなった部分を叩いていけば、高い部分の鉄板が低いところに流れていくので、強度を保ちながら形を戻していくことができます。
このように板金というのは、作業者がしっかり気を遣ってやっていかなければいけない作業なんです。

パテ調整

こちらは、板金が終わったあとにパテをつけたところになります。
当社では、お車の修理後も不具合がでないように、紫外線硬化型のパテを使っております。というのも、紫外線硬化型になると完全硬化してくれますので、後から不具合が出ないんですね。

実はディーラーさんでは、紫外線硬化型の材料を使っていません。
一方、当社・佐藤自動車では「ディーラー以上の仕上がり」ということを考えて、質の高い材料を使っています。

ディーラーさんは永久保証ではないので、紫外線硬化型のパテじゃなくてもいいのでしょう。ですが、当社の場合は永久保証をお客様にご提供しておりますので、より良い材料にこだわっています。

下地処理

こちらは、薄くつけたパテを研いでいるところの画像です。サンドペーパー(やすり)を使って、形を整えていきます。
周りに貼っているのはマスキングペーパーといいまして、他のところに汚れが飛ばないようにするために貼りつけています。

パテをやすりで研ぐにあたっては、段階ごとに番手を変えていきます。番手とは目の粗さのことで、粗いものから細かいものに変えながら形を整えていくんですね。

まず最初は、120番という番手を使います。そして、180番、220番、360番、480番、600番と、番手をだんだん細かくして使っていくわけです。こうすることによって、細かいところまで行き届いた整形が可能になるんです。
このマカンのパテ研ぎに関しては、240番から360番くらいまでを使って形を整えていますよ。

こちらは、下地処理剤(サフェーサー)を塗装したところになります。
このときも、処理剤が他のところに飛ばないようにマスキングペーパーで囲って塗装しました

サフェーサーも塗装しただけで終わりではなくて、先ほどのパテのように、やすりペーパーを使って研いでいきます。480番、600番、最後には800番のペーパー目にして、最終的な塗装につなげます。

こういった細かい手順をおろそかにして、ペーパーの目を粗いままで終わらせるようなことがあると、修理完成後に不具合が出てきてしまいます。

具体的には、ペーパーの目が出てきてしまったり、色の塗装の食いつきが悪かったりして、仕上がりが悪くなってしまうんですね。

こういった不具合がないように、当社では、お客様にお車をお出しするときにはわからないようなところまで追求して作業しております。
良い材料に、良い作業。こういった積み重ねによって、永久保証ができております。

世の中には、修理の値段がびっくりするほど安い会社さんもありますが、やはり安かろう悪かろうなのが現実です。
手を抜けば作業時間を短くできますし、あとは技術が低い方がやっていますから、値段が安くできるわけですね。

しかし、損をしないためには、大事なお車を修理するときは、適正価格の会社に依頼することをおすすめします。金額として適正であり、その中でもお得に修理してくれる修理工場を選んでいただくのがよいでしょう。

もちろん、当社・佐藤自動車も適正価格、かつ永久保証やキャッシュバックといったさまざまなサービスをご用意していますので、ご依頼いただければ大変嬉しく思います。

こだわり塗装

こちらは、塗装が完成したところになります。

アップで見ても、凹みがあったことがまったく分からない状態になっていますね。

このように違和感なく仕上げられるのは、「スタンドックス」という高品質塗料を使っていることももちろんですし、「塗装ブース」という専門の環境下で塗装ができるということもあります。
完全密閉型の塗装ブースを使用することによって、外から風雨が入り込むこともなく、ホコリやゴミがつかないので、新車のように綺麗な塗装が再現できるのです。

マカン板金修理完成

こちらが、修理が完成したところになります。
損傷は影も形もなくなり、どこにもまったく違和感がないですね。

黒いモールがついた隙間も問題ないですし、2本のラインも、前から見ても後ろから見ても、すべて元通りの状態に作り上げることができました。

修理工場の技術

今回は、ポルシェ・マカン板金修理の事例をお伝えしました。

私は、修理もひとつの作品だと思っています。
当社の高い技術力で、ぶつかってできたドア凹みを元通りに復元し、自信を持ってお客様にお出しできる状態にすること。
それは単なる作業ではなく、その道のプロフェッショナルが作品を作り上げていくことと同じ意識です。
そして、お客様がお車に新車のように気持ちよく乗っていただければ、こんなに嬉しいことはありません。

佐藤自動車には、およそ3万台のお車を修理してきた実績がありますので、ドア凹みの復元板金技術は、他のどんな修理工場にも負けない自信がございます。

もし、同じような凹みや傷でお悩みであれば、ぜひ佐藤自動車にお任せください!

あなたのお車も、新車のように生まれ変わらせてみませんか?
お問い合わせをお待ちしております!

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