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板金塗装・傷修理事例

バンパーの傷を格安で修理する!バンパーを脱着しない大きなメリット

「車の傷をできるだけ安く直したいけれど、安かろう悪かろうはイヤ!」

修理にかかるお金は、どんな方でもお悩みになる問題です。
そんな修理費用ですが、修理の方法によっては、安い価格に抑えることが可能です。

今回は、そんな格安にできたケースとして、フォルクスワーゲンの「up!」(以下「アップ!」)の修理事例をご紹介します。
フロントバンパーの右側に傷がついてしまったため、こちらを直していくものです。

このようなケースの際、お店によっては「バンパーを脱着する」という方法をとることがあります。
一見それが当たり前のようにも思えますが、その方法では、高い修理費用がかかってしまいます。

このような事故ケースの場合、バンパーを脱着しないで修理すれば、コストを安く抑えられます。
もちろん、ちゃんと綺麗に修理することが可能ですよ。
それでは、どのように直していったのかを見ていきましょう。

バンパー損傷状態


こちらは、修理前のバンパーに傷がついた状態のお車の画像です。


ご覧いただくとお分かりになると思いますが、傷はそんなに深くありません。
そのため、今回の手順としては

  • 傷を削る
  • 塗装を行う

という工程でやっていきます。
具体的には、「ダブルアクションサンダー」という機械で傷を削り落として、下地処理剤(サフェーサー)というものを塗装します。

ここで「傷が深いケースと深くないケースでは何が違うのか」と気になった方もいらっしゃるかもしれません。
何が違うかというと、傷が深い場合は、「削り落とし過ぎは厳禁」ということです。
そのため、パテで形を作ることになります。

しかし、実際のところ、バンパーにはあまりパテをつけたくありません。
なぜかというと、もしその箇所が何かにぶつかったときに、パテが割れてしまう可能性があるからです。
このような理由から、できるかぎり傷は削り落としてやりたい、というわけです。

今回は傷が深くないケースだったので、前述した機械で傷を削り落として、下地処理剤というサフェーサーを塗装していきます。

バンパー傷修理


こちらの画像をご覧ください。
これは、サフェーサーを吹く前の状態です。

赤いところと黒いところが分かれているのが、お分かりになるかと思います。
この黒いところがバンパーの素地の部分です。

新品の車というのは、実はこの黒い素地の上にボディカラーを塗っているんですね。今回は、黒の上に赤が塗られていたということです。

赤色をしている部分も、削っていくと、やっぱりこういう風に黒い色が出てきます。
この出てきている部分は樹脂なので、強くぶつかれば、それだけ深い傷ができてしまいます。

逆にいえば、あまり強くぶつからなければ、大きな損傷はできません。
例えば、ぶつかった相手が壁の場合は深い傷が入りやすいです。
しかし、壁ではないものにぶつかったときは、そんなに傷が深く入らない場合が多いです。

バンパー塗装

傷を削り落としたあとは、サフェーサーを塗装します。

このとき大事なのは、しっかり養生をすることです。

マスキングペーパーを使って養生していますが、ペーパーをそのままぴったりとお車にはめるのではなく、折り返して塗装します。
こうすることによって、塗装した部分の際が他の部分となじみ、あまり塗装材の段差ができないように仕上げることができるんですね。

サフェーサーを塗装し終わったのが、こちらの画像です。

佐藤自動車では、紫外線硬化型のサフェーサーを使っています。

溶剤を固めるために紫外線を照射しますが、こうすることで、完全硬化してくれます。
そのため、後から問題が起きたり、下地処理剤が剥がれてきたりといったことがありません。
当社では、修理には「永久保証」を出させていただいております。

良い材料を使い、アフターフォローもしっかり行う。このような点が、当社佐藤自動車の当社の強みだと考えております(^^)/

バンパー修理完成


こちらは、最後の塗装が終わったところの画像です。
お車をきっちりマスキングして、塗装がかかってはいけないところを守ります。
テープ、ペーパー、ビニールでしっかり囲って、このように塗装しているんですね。


バンパーを外さない代わりに、ヘッドランプやフォグカバーなど、そういった部品も全部囲っております。

バンパーを外さない1番大きなメリットは、「金額」です。

バンパーを外すだけで、少なくとも1万5000円はかかります。
フォグカバーやモールといった細かいパーツを外していくとなると、さらに5,000円〜10,000円ほどかかり、修理代が高くなってしまいます。

そこで今回はお客様と相談して、バンパーを外さないで修理を行いました。
佐藤自動車では、お客様とお話しする時に、
「こういう場合は、バンパーを外さなくてもまったく問題ない」
「これだったら外した方がいい」
など、いろいろご相談に乗りながら修理をさせていただいております。

今回は「安くしたい」というのが大前提だったこと、費用対効果の面から脱着しないほうがいいと判断できたこと、などの条件がそろったため、安く終わらせることができました。

お客様のご希望をしっかりヒアリングしながら、費用の面も踏まえて現実的な提案をさせていただく。
修理はこのような方法で進めておりますので、ご安心いただければと思います。


こちらが、修理完成後の画像です。
傷がまったくわからない状態になっています(^^)
フェンダーとバンパーが重なっていますが、色の違いがわからない綺麗な仕上がりです。

佐藤自動車では、「スタンドックス」という高品質の塗料を使っています。
このように、材料の面にもこだわってやらせていただいております。

気になる金銭面ですが、今回の修理費の内訳は以下のとおりです。
・工賃  3万5,500円
・材料費 4,819円
・上記金額にプラス消費税8%

ディーラーさんの場合、バンパーを外して修理したり、バンパーを交換したりして、結果的に10万円〜15万円くらいかかります。
しかし、外さないで修理をすれば、これだけ安い金額でお車を直せます。

安さだけであれば、超激安店という選択肢もあります。
お店によっては、2万程度で請け負っている場合もあるようです。
しかし、修理の品質・レベルという点では、やはり値段相応となります。

佐藤自動車では、お車にとって本当に必要なことを見極めることで、修理費用を抑えます。
しかし、だからといって手は抜きません。

  • 修理したところがわかってしまう
  • 後から溶剤が剥がれてしまう
  • 後から色が変わってしまう。

このようなことが起こらないよう、経験と実績豊富なプロたちが、あなたのお車と向き合います。

もしお車でお悩みの点があれば、当社佐藤自動車までぜひご相談ください。
最適な修理プランをご提案させていただきます。