ボンネットが大きく凹んでしまった場合、交換になってしまうの?修理で出来るの?
どんな凹みは交換になり、どんな凹みは修理出来るのでしょうか?
BMWのボンネットの凹みを例してご説明いたしますので、
ぜひ参考にしてください。
目次
ボンネット凹み修理・損傷状態
ボンネットが、かなり大きく凹んでいるのかがお分かりになると思います。
上から「どーん!」と
何か落ちてきてしまったのでしょう!
ボンネットのプレスラインが凹んでしまっていると、結構歪んでいると感じてしまいますよね。
どの車種のボンネットも、強度を出すためにプレスラインを作っているか、湾曲を作っていることが多く、それを使ってデザインされている車が多く見られます。
「このボンネットのデザインが格好良いよねー!」
と思う事があると思いますが、強度を出すために色々とデザインされているのだと思います。
ボンネット凹み修理・板金
ボンネットを板金修理をした画像となりますが、
結論から言いますと、これ位の凹みであれば、板金修理で出来ます。
しかしボンネットの板金は修理の仕方が難しいですし、時間のかかる板金修理という事もあり金額的にも結構かかってしまいます(>_<)
ボンネットの部品代が高ければ修理の方が良いと思いますし、部品代が安いなら交換が良いとは思います。
ボンネットの凹みは助手席側だけかと思っていたのですが、損傷が運転席側まで凹んでいました!
ボンネットというのは大きなパネルで一枚物ですので、歪みが派生する事が多くあり、今回も運転席側の方まで凹みができておりましたので同じく板金修理させていただきました。
※派生ではなく、最初から直接的な接触があったのかもしれません!
参考、「なぜ鉄板の硬さと強度が違うのか?」
ボンネット凹み修理・パテ形成
ボンネットの板金修理は、普通のドアなどよりも慎重に作業が必要となります。
まずボンネットは一番温度が高くなるパネルです。
なぜかと言いますと、太陽の光・熱を完全に受けてしまう角度にある事と、エンジンの熱でダブルで高温になり易いのです。
温度が高くなるという事は、パテが厚く塗ってあったりすると塗装に影響が出てしまう可能性がありますので、細心の注意をして板金修理をする必要性があり、なるべくパテも薄くする事が要求されるのです。
仕上がりを良くする為には沢山の工程があり、一つ一つその車にあった修理方法があり、それを選択するのも技術力と考えます。
ボンネット凹み修理・下地処理
形が修正できたら下地処理材を塗装して、削って下地が完成となりますが、この下地処理も手の抜けない作業です。
下地処理材を塗装してから削っていくと言いましたが、簡単に削って終わりではなく、パテ形成と同じように手の感覚で形を整えながら削っていきます。
板金修理からで考えると、
- 板金修理
- パテで形成
- 下地処理材で形成
と、3工程で最終的に形を完璧にしてくのです。
これを順を追って作業していかないと、仕上がりに影響しますので、どの作業も必ず必要になる工程となります。
ボンネット凹み修理・塗装
ボンネットの塗装が完成した画像です。
「良い映り込みですね!」
ボンネットを修正していくときには、この映り込みを使って凹みの修正をしたり、塗装の肌を見ながら塗装していきますので、やはり明るい塗装ブースで作業できるのは仕上がりを良くさせると思います。
しかも弊社では、「スタンドックス」というメーカー認証の高級塗料を使用して塗装しておりますのでより安心です。
参考、「ボンネット塗装/修理代と相場!劣化で剥がれてしまった時。」
ボンネット凹み修理・完成
ボンネットの凹み修理完成です。
「どうでしょう!」
交換したような仕上がりに出来たと思います(^ ^)
佐藤自動車にとっても、結構満足のいく作業ができたと思っております。
※もちろんお客様にとってもです(^ ^)
今回のBMWのボンネットは板金修理で作業させていただきましたが、交換の方が安く出来る可能性もありますので、一概にこれ位の凹みだったら修理の方が良いとは簡単に判断できません。
その状態を修理工場に見せて判断してもらうのが良いと思います。
同じBMWの修理事例ですので、ぜひ下記修理事例もご覧下さい↓
参考、「バンパーの凹み交換しないで!修理できる理由と方法」
ボンネットの凹みでお困りなら佐藤自動車にご相談ください。
こんな凹みも修理できるの?
ディーラーに行ったら交換と言われて高額の見積もりになってるんだけど安く修理できる?
短い期間で修理したいんだけど対応してくれる?
保険で修理したほうが得なのか損なのかが分からないんだけど教えてくれる?
などなど、何でもお気軽にご相談下さい。
分かりやすく丁寧にご相談に乗らせていただきます。