「なるべく安い値段で車を直したい！」
このようにお考えの方向けに、この記事では、ベンツCクラスのリアドアパネルの交換事例をご紹介します。
「交換」は新品部品ではなく、中古部品、すなわちリサイクルパーツへの交換になります。

ベンツの場合、部品を交換するとかなり値段が高くなりますが、リサイクルパーツを使えば部品代が新品の半額くらいになりますので、だいぶ金額がお安くなります。

ディーラーさんですと、中古部品を使ってくれることはまずありませんが、当社・佐藤自動車では積極的にリサイクルパーツを活用しておりますので、お得にご提供できますよ。

とはいえ、「中古部品なんて使って大丈夫なの？」と心配になるかもしれません。
そこで、当社の作業の流れを写真付きでご紹介しますので、ぜひご覧いただき、参考にしていただければと思います。

ベンツ・ドア損傷状態

こちらが、損傷状態の画像となります。
ぶつかった勢いで表面がへこみ、かなりの歪みが入っているのがお分かりいただけるかと思います。
このようなぶつかり方をすると、既存のドアをそのまま修理することは難しいです。

なぜかというと、まずドアの中には、レインフォースメントという補強材が入っています。バーのような補強の棒ですね。車と何かが衝突したとき、表面の鉄板と内部の補強棒がぶつかることによって、鉄板が歪みます。
このような歪み方をすると、もう交換しか手段がなくなってしまうんですね。

修理もできなくはないのですが、値段が交換するのと同じくらいか、場合によっては交換よりも金額が高くなってしまうことがあるので、このような凹みは交換をおすすめしております。

新品部品に交換したとしても、当社で作業すれば、ディーラーさんに依頼するよりもだいぶお安くなるのでお得です。しかも、今回はリサイクルパーツが見つかったので、もっと値段が安く済みました。

リサイクルパーツは、全国から探すことができます。ネットワークがありますので、すべて調べることができます。
当社で見つからなければ全国のどこにもない、というレベルまでお調べすることができますので、ぜひお任せいただければと思います。

中古ドアに交換

こちらは、ドアの内側を写した画像です。たくさんの部品がついていますね。

中古部品でも、こういった細かな部品がいろいろついてくることが多いです。とはいえ、年式など交換対象の車に合ったものでないといけないので、基本的には全て入れ替えになってきます。
ただ、入れ替えしなくてもいい部品はそのまま再利用して、交換費用をさらに安くできることもあります。

一方で、新品部品の場合は、細かい部品は全て入れ替えなければいけません。
新品部品はパネル鉄板の部品しか取り寄せられず、こういった細かい部品は届きませんので、全部入れ替える必要があるのです。

リサイクルパーツの場合は、使える部品は使っていくことができますので、これも新品パーツとの違いですね。
使える部品についても、リサイクルパーツについている部品の方が良ければ、そちらを使います。

もし違った部品がついていれば、必ず入れ替えます。このように、状態に合わせて臨機応変に対応します。

中古ドアの傷修理

こちらは、リサイクルパーツの傷を削って、下地処理剤（サフェーサー）を塗装したところですね。
中古部品にも傷があったり凹んでいたりすることがあるので、その場合は傷を削って修理をします。

ベンツCクラスは下のところにメッキのモールがついてるケースが多いですが、ちょうどモールの部分に傷が入っていましたので、そこを削って、下地処理剤で直しました。
下地処理剤をきれいに削って形を整えたら、いよいよ塗装に入っていきます。

塗装のこだわり

今回はリアドアを交換することになりましたが、フロントドアとその後ろのパネルも完璧に同じ色にするために、画像のように3パネルを全て塗装しています。

これは中古パネルだけではなく、新品パネルを塗装するときも同じ手順を踏みます。
前のパネルも後ろのパネルも塗装して、違和感をなくし、交換したことがまったく分からないように仕上げる、というのがプロの仕事になります。

当社の場合は、スタンドックス水性塗料を使っています。これは、ディーラーさんとまったく同じ材料ですね。
完全密閉された塗装ブースで塗装をおこなっているので、まるで新車のようにピカピカに仕上げることができます。
しかも、当社・佐藤自動車であれば、永久保証をお付けしております。

ディーラーさんと同じ材料を使って、同じような塗装ブースを使って、仕上がりもディーラーと同等以上。
さらに金額はお安く、ディーラーさんでは難しい永久保証ができているところが、当社が皆様にご利用いただいているところなのかな、と思います。

塗装が終わったらそれで終わりではなく、「磨き」が必要になります。
塗料を葺きっぱなしにせず、少しの塵や傷なども逃さないよう、ボディーを全部磨いて、新車の塗装の肌感に合わせていきます。

もし車を査定する人に見られたとしても、塗装したことが分からないようにするのもプロの仕事ですから、どこにも違和感がないように細かいところまで気を配って磨きをかけて、お客様にお出しするということになります。

ベンツ・ドア交換完成

こちらが、全部磨き終わってメッキモールもつけて、完成したところです。

作業が完了したら、最後にシステムに異常がないかどうかを確認します。画像では「全システム異常なし」と表示されていますね。

ドアを交換をするときにはさまざまなパーツも入れ替えますから、安全に動くかどうかをチェックする必要があるわけです。
人間の目で見ただけでは完璧ではないと思っておりますので、このようにコンピューターのスキャンツールを使って問題がないかを確認し、自信を持ってお客様にお車をお渡しします。

中古部品を使って格安に・・

今回は、リサイクルパーツを使ったベンツCクラスのドア交換の事例をお伝えしました。
ベンツのような高級車でも、中古部品を使うと、格安で直すことができます。
リサイクルパーツでも保証させていただくので、ご安心いただいて、当社をご利用いただければと思います。

ご相談やお見積もりは無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。