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板金塗装・傷修理事例

アウディQ3バンパー交換【フレームも損傷あり】その復元技術!

今回は、アウディのリアバンパーの交換の修理事例をご紹介します。

今回のお車は、強くぶつかった影響で、中のフレームも押された状態になっていました。

ディーラーさんなどでは「部品の交換」と言われてしまう事例ですが、部品によっては、交換してしまうと「事故車」になってしまいます。

そこで、佐藤自動車ではお客様のご要望をうかがったうえで、「事故車扱いにならないよう、フレームは元の部品を生かす」という方法を取りました。

大きな傷・凹みをどのように修理していくのか、ぜひ参考にしてみてください。

アウディQ3損傷状態

こちらが、損傷状態の画像になります。

かなり大きくぶつかってしまっていることがお分かりいただけるかと思います。
塗装が剥がれてしまったり、部品の一部が外れてしまったりなど、ひどく損傷しています。

フレーム、バックパネルまで損傷

ここまで外から大きな衝撃がぶつかった場合、内部フレームまで押されてしまいます。
そのため、表面だけでなく中の修理もしっかり直さないと、後からサビが出るなどの不具合が出る可能性があります。

車の傷や凹みは、外側からも内側からも必ず確認をして、直していく必要があります。

こちらの画像をご覧ください。
ぶつかった衝撃で、バックパネルなど他のパーツにも影響が出ています。

バンパーはもちろん、タイヤの上のところに付いているアーチモールも外れてしまっていますね。
このように、強い衝撃を受けると、他のところにまで影響が波及するということになります。

こちらは、バンパーとアーチモールを外したところの画像になります。
中に入っている部品は、ダクトですね。

チェックしていくと、空気を抜くところのダクトが壊れていたり、ブラケットバンパーを止める黒い部分も壊れていたりすることが分かりました。

内部のフレームについては、交換してしまうと「事故車」の扱いになってしまいます。
そのため、パーツの交換はせずに、元のフレームをそのまま修理するという形でやらせていただきました。

調整しながら作業を進めないと、ダクトが正しくはまらない可能性もありますので、気をつけながら内部の板金をしなければいけません。

こちらは、ダクトのカバーを外したところの画像です。
結構大きく歪んでしまっていますので、ここも板金をしていきます。

板金をするにあたっては、ダクトが水漏れを起こすことなく、しっかりはまるかという点を確認しながら、作業を進めていきます。

こちらは、角度を変えて撮影した画像です。

あちこち歪んでるのがお分かりいただけると思います。ここから、鉄板を叩いて綺麗にしていきます。

こちらは、板金後の画像になります。
うまくパーツの形を整えることができたので、戻したダクトもしっかりとはめ直すことができました。

板金が終わった後、錆びないように「アンダーコート」という錆止め剤を塗っています。
アンダーコートを塗装することによって、後からサビの発生などを予防することができますので、安全のために大切な作業です。

こちらは、バンパーを塗装する前の段階を写した画像です。

新品のバンパーには、基本的には色がついてきません。
日本車の場合は、はじめから色がついてくる部品が多いので、バンパーもそのままつけてしまうことが多いです。

一方、輸入車の場合は色がついてこないため、はじめは灰色をしています。
そこで、この灰色のバンパーに佐藤自動車で色を作って塗装していく、という形になります。
これは、メーカーさんやディーラーさんでも同じやり方です。

ツートンカラー、黒と白を塗装

こちらは、塗装が終わったところの画像です。

今回修理しているアウディのQ3のRSタイプという車は、バンパーが2色に分かれているのが特徴です。
下の部分には黒い塗装がされているので、2色のカラーを塗装しました。

黒い塗装をするときは、白い塗装のところに黒い塗料が乗らないように、しっかりとマスキングペーパーで養生をしてから塗料を塗っていきます。

アウディQ3修理完成

こちらは、パーツを取り付け終わった完成画像です。
目に見える部分はパーツ交換を行っていますが、内部のフレームは交換すると事故車になってしまうため、修理で対応させていただいています。

内部も、ただ形を整えるだけではなく、錆びないように錆止め剤を塗るなどして、永久保証できる形でやらせていただきました。

会社さんによっては、「見えない中のところは、ある程度の修理でいい」というところも多いです。
当社佐藤自動車では、「永久保証」をご提供するという面から、目に見えない部分までしっかりとやらせていただいております。

無事に綺麗に修理できたため、お客様にも大変お喜びいただけました。
以上、アウディのQ3の修理事例をご紹介しました。

フレームまで押されていても・・

実費で修理する場合は、「少しでもお安く、しかし質はしっかりと」という点を重視して考えております。
一方、保険修理でやる場合は、「コストをかけて、より丁寧にしっかりと行う」という方法もあります。

当社では、すべてお客様のご要望に沿った形で作業させていただきます。

お客様が、今後も大事なお車を乗っていくにあたって、費用面や作業の進め方は大事な問題です。
佐藤自動車では、まずはヒアリングでご希望をうかがい、お客様に合った提案をお出ししたうえで、お客様自身に選んでいただく、というやり方をとっています。

工場の都合で、一方的に修理方法を決めることは一切ございません。
ご安心いただければと思います。

ご相談は無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。