フロントガラスのヒビは修理したほうが良いのか?
それともそのまままの方が良いのか?
自分で修理した方が良いのか?修理依頼をした方が良いのか?
プロの視点からお教えします。
ガラスリペアをご存知の方、ご存じない方もいらっしゃると思いますので、分かりやすく丁寧にご説明させて頂きます。
目次
フロントガラスのヒビの原因
一番多い原因は飛び石による損傷です。
高速道路で走行中に前の車のタイヤから飛んできる飛び石が一番多いと思いますが、それだけではなく横からの対向車から飛んでくる石もあるのです。
防ぐことは難しいですが、運転の仕方によって可能性を低くする事は出来ると思います。
同じように車を乗っているのに一度も損傷を受けずに、フロントガラスが修理できる事すら知らない人もいます。
それはどのような運転をすればガラスに損傷を受けること無くなるのでしょうか?
実はこの記事を書いている私も一度も損傷を受けたことがありません。
それはどのような運転をしているのでしょうか?私の意見とお客様に聞いた事を含めてお伝えします。
車両間隔を十分にとる。
こんなことはあたりまえと言われると思いますが、これが一番重要だと思います。スピードを出さない
これも当たり前の事ですが、重要な事です。
制限速度を守って、十分な車両感覚を開けて運転をする事。正直これしかないと思います。
「それでも何度も損傷してしまうんだよー」
と言われる方もいるかもしれませんが、もしかしたらそれはその感覚が少し足りないのかも知れません。
「フロントガラスのヒビ」修理をプロに依頼する
実は自動車のフロントガラスは1枚で出来ているわけでなく、合わせガラスになっているのです。
しかもガラスとガラスの間に一枚フィルムを挟んでいまして、ヒビ割れてしまった時の強度を保とうと設計されています。
合わせガラスになっていることで、表面のフロントガラスが割れても間にあるフィルムが守ってくれて、裏側にあるガラスには損傷がいかないのです。
室内側からヒビが入った損傷部を触っても全く割れていないと思います。
「フロントガラスのヒビ」修理の仕方
表側のフロントガラスが損傷すると、表面のガラスとフィルムの間に空気が入ることによってそれがヒビとなっています。
そこで何をするかと言いますと、
その空気を専用機器を使って吸引して、そこにガラスリペア材を注入していきます。吸引する事と注入する事を1台でやってくれる専用機器があります。
(弊社ではこの最新機器を使用しています。)
フロントガラスのヒビの修理に使用する液剤は特殊でして、一瞬で硬化させたいと言う事もあり、紫外線を照射することによって20秒もあれば硬化させることが出来ます。
中に入れる液剤と、表に被せる液剤も違うものを使用します。
※15mlで1万円もするような高価な材料です。
「フロントガラスのヒビ」修理中の吸引
吸引をして、液剤を注入している画像です。
ここから15分~30分位時間をかけて、フロントガラスのヒビの中に注入させていきます。
ゆっくりゆっくりヒビ割れした所に注入する事により、中までしっかりと液剤がしみわたっていきます。
「フロントガラスのヒビ」修理完成
フロントガラスのヒビの修理前と修理後を画像を見比べてください。
フロントガラスのヒビの修理後でも少しヒビが見えると思います。
一番ヒビが残って見える角度で撮っていますが、修理でも完璧に全く分からなくなる事はありませんのでご理解いただければと思います。
「フロントガラスのヒビ」修理しても絶対ではない
フロントガラスのヒビを修理したからと言って、絶対にそこから割れてこないと言うわけではありません。
でもそこから割れてしまう確率は大分少なくなりますし、車検も通りますので、ご修理されることをお勧め致します。
「フロントガラスのヒビ」修理の費用と相場
佐藤自動車では、
1箇所、15,000円でご修理させて頂いております。
相場は、
15,000円~25,000円位です。
弊社では鈑金塗装をメインでさせて頂いておりますので、フロントガラスの修理は、かなり格安で修理をお受けしています。
こんなにお安くても高額な最新機器を導入しておりますし、板金塗装と同じく技術力には自信があります。
「フロントガラスのヒビ」施工業者による仕上がりのバラツキ
フロントガラスのヒビの修理も板金塗装と同じで、技術力や工具によって出来栄えが左右します。
ガラスリペアを多くされている工場を選ぶのも良いですし、技術力や工具がしっかりとした施工業者をご選択ください。
自分でフロントガラスのヒビの修理は止めたほうが良い理由
それは、絶対に市販のガラス修理キットを使ってでは綺麗には出来ないと言う事です。
ネットでもガラス修理キットを購入することはできますが、プロでもその簡易キットで修理しても絶対に綺麗にいきませんので、やったことがない方が自分でガラス修理キットを使って修理しても綺麗にいくことは無いと思います。
弊社が使うフロントガラスのヒビ修理の専用機器は20万円以上もする機器を使っています。
綺麗にリペアする為には、これ位の機器は必要と言う事でお分かりいただけると思います。
簡易的なガラスリペアキットはいくら位するでしょうか?
数千円はするでしょう!
その作業時間も作らなければなりませんし、失敗するかもしれません。
そう考えると安く修理してくれる施工業者様にお願いするのが良いと思います。
※佐藤自動車では15,000円でお受けしています。
「フロントガラスのヒビ」は、そのままにしない方が良い理由
ガラスは割れてしまうと、そこからどんどん広がっていくケースがあります。
車内との温度差や、衝撃でどんどん割れていってしまいますし、割れたところから汚れが入っていって、修理しても綺麗にできないケースもあります。
「フロントガラスのヒビ」応急処置
もし修理に出す時間がない場合には、セロハンテープを張っておくなどをしておいて下さい。
それでも割れてしまう事もありますが、何もやらないよりは良いと思います。
でも早めのご修理をお勧め致します。
まとめ
フロントガラスに飛び石などでヒビが入ってしまった場合は、なるべく早めに修理工場への依頼するのが良いと思います。
「車検はまだだし、修理は車検の時で良いかな?」
と思わずに早めに良い修理工場を見つけて依頼してください。
フロントガラスのヒビの修理なら佐藤自動車にお任せください。
こんなフロントガラスのヒビ割れも修理できるの?
ディーラーに行ったら交換と言われて高額の見積もりになってるんだけど安く修理できる?
短い期間で修理したいんだけど対応してくれる?
保険で修理したほうが得なのか損なのかが分からないんだけど教えてくれる?
などなど、何でもお気軽にご相談下さい。
分かりやすく丁寧にご相談に乗らせていただきます。