皆様が知りたいであろう車の傷の修理代が決まる仕組みや、ディーラーの費用・修理工場の費用などを全てお教えします。
車のキズを修理依頼する時に、後悔や損をしないように知っててもらいたい事をお教えします。修理工場の選び方の参考にしてください。
目次
ディーラーの傷修理代は高い?安い?
自動車ディーラーの価格を定価と考えて良いと思います。
ディーラーが提供している費用が基本となり、修理工場ではそこから何%引きにしますと言うように費用が決まっていきます。
ディーラー価格の内訳としては、傷修理の工賃だけで考えると、60%~70%が実作業の傷の修理代で、30%~40%がディーラーの取り分となります。取り分という言い方をするとあまり良い言い方ではありませんが、ディーラーと言うのは車の傷を修理する工場への取次店であり、お客様のご不安を取り除き、信用してお預けいただくための中間手数料が発生するとお考え頂ければと思います。
ですので、安心して預けたいと言う気持ちが強ければ、ディーラーに車の傷修理をお願いすることは悪い事ではないと思います。しかし修理代を少しでも安くしたいと考えられている方は、傷修理専門でされている工場へのご依頼が良いと思います。
例えば、
もし、ディーラーに車の傷修理をお願いし、何か不具合が合った場合にはどうなると思いますか?
もし、町の修理工場に傷修理をお願いして不具合が合った場合にはどうなりますか?
ディーラーの場合には再修理のお願いは言いやすいけど、町の修理工場には少し言いにくいと思われるのではないでしょうか?
ですので、そのような不安をするくらいならディーラーにお願いしようと思うことも良いと思います。
でも傷修理を専門でやっている会社は、修理箇所は1年保証しますよとか、3年保証しますよと、色々なサービスをしていますね。ディーラー様は実は6か月位しか保証がないので、最近では修理の専門店に依頼するる事が増えてきているのだと思います。
(ちなみに佐藤自動車は永久保証です。ちょっとした自慢です。)
町の傷修理工場は安い(カーコンビニ倶楽部も含む)
町の傷修理をする工場はどのように修理代を決めているのかと言いますと、基本のディーラー価格の何%OFFでするかと言う考え方で車の傷の修理代を決めています。
だいたい20%~30%位安いのが相場だと思います。
これ以上修理代の工賃が安いと少し不安に思って良いと思います。
でも修理方法が違えば自動車ディーラーの価格の半額で修理できるケースもありますので一概には言えないような形です。
例えば、自動車ディーラーでは交換しないと直らないと言われたけど、町の修理工場では修理が出来た場合、この場合は半額以上安くなることも多々あります。
もう一つ安くなる理由があります。
それは作業者が見積もるケースが多いと言う事です。作業者が見積もると、どんなメリットがあるかと言いますと、
「これは修理でできる」「このやり方をすれば安くできる」など判断がその場で出来ると言う事です。
それがなぜ安くなる要因かと言いますと、ディーラーなどでは、作業者ではなく営業マンが見積もりをします。
その場合は交換になるか、修理になるか微妙なものは全部交換となってしまいます。営業マンの心理としては、板金修理で出来ると考えて、それで見積もりを立てたは良いが、作業者に見てもらったらこれは交換しないとできないと言われた場合大変なことになってしまうからです。
その為、微妙なものは全て交換という形で見積もりをされてしまいます。
一般修理価格や、ディーラーのお値段を記載している記事ですので、下記記事もご参考にして下さい。
「アウディの板金塗装/ドア・フェンダーの修理代と相場のお話。」
「バンパー交換とフェンダー修理代の相場を教えます「プレマシー」」
「ジャガー板金塗装/ドア・フェンダーのキズ凹み修理代と相場のお話!」
修理工場によって傷修理の費用が違う理由
なんで車の傷修理で安い会社、普通な会社、高い会社があるのでしょうか?それを考えていきたいと思います。
傷の修理代が安い会社の場合、
①まず考えられるのは企業努力です。頑張って安い費用で提供しようと努力している素晴らしい会社である。
②技術力のある作業者がいない会社。
③手を抜いている会社。
この3つが考えられると思います。
①企業努力
本当にこれは素晴らしいです。
車の傷の修理代を、お客様に少しでも安くて良い修理でご提供したい!この気持ちでやってくれる会社は本当に素晴らしいと思います。
しかし、修理代が安すぎるのは少し考えものです。なぜかと言いますと、しっかりと作業をしようと思うとそれだけの時間と工具・機械と材料が必要ですし、スタッフの技術力に見合ったお給料が必要となります。そう考えると安すぎる場合は、「技術力がある人がいないの?手を抜いているの?」と少し疑いたくなってしまいます。ですので安いのも、ほどほどが良いのでしょう。
②自動車修理の技術力のあるスタッフがいない
なぜ傷の修理代を安くできるのか?
まず自動車の傷の修理代と言うものは工賃が大きくウエイトを締めています。ということは、経験1年目の作業者が修理するレベルであれば、修理代を安く提供できることは容易に想像できると思います。勿論仕上がりはそれなりです。10年で1人前と言われるこの業界ですので、技術レベルを維持しようと思うと、安すぎる金額で提供することはまず難しいと判断できます。
③手を抜いている、仕上がりを考えていない。
これは論外ですよね。
お客様には見えないところで手を抜くことは実は簡単にできます。しかし手を抜くと半年後、1年後に必ず不具合が出てきます。傷修理後の事を考えていない会社であれば、安すぎる金額でも提供できてしまうので・・・怖いですね。
修理代が高い会社の場合
まず考えられるのはそれだけ自信をもって、修理の仕上がりレベルを維持しているという事。
次には、あまり修理台数がないので、1台当たりの金額を高く設定していると言う事が考えられるかもしれません。しかし、自動車ディーラーよりも高いことはあまり考えられないので、高いと言っても妥当な金額であると考えられます。
安くて、仕上がりも良い工場を探すのは難しい事だと思いますが、皆様が良い工場様と巡り合えることが出来れば、この記事を書いている私としても嬉しいです。
まとめ
車の傷修理の仕上がりを、どこまで求めているのか!ここが一番重要です。
何でもそうですが、業界で一番安いのに一番仕上がりが良いなどは、ありえない事だと思います。どの業界でもそうですよね。
ですので、一人ひとりに合った車の傷の修理工場があると思いますので、自動車修理の工場の選び方は大変悩んでしまう事だと思います。
そこで少しでも参考になればと下記に記載しますので、工場選びにお役立て下さい。
- 仕上がりは普通位で良いが信頼のおける工場にお願いしたい、失敗はしたくない、あまり金額は気にしない。
このような方は自動車ディーラー様が良いと思います。 - 少しでも安く傷修理をしたいが、やっぱり仕上がりにもこだわりたい。
このような方は、何とか良い工場を見つけてください。突き放した言い方になってしまいましたが、これが本心です。探し方としては、お知り合いに聞くというのでも良いですし、口コミを見るのも良いですし、見積もりに直接伺ってお話を聞くのも良いと思います。判断材料としては、修理箇所に保証が付いているかと言う事が、一つの判断材料だと思います。 - 安く安く安く修理したい。仕上がりは気にしない。このような方は、何店舗かお見積りに伺い、一番安い修理工場でご修理されるのが良いと思います。
全てにおいてバランスだと思います。
バランスの良い工場様を見つけて、その担当者やその工場の雰囲気でお決めになるのが良いと思います。
でも最後は人ですよね。
私は何かお願いをするときには、最後は人柄で判断している気がします。
技術力のお話を記載した記事ですのでぜひ下記記事も合わせてご覧ください。
「車のドア凹み修理。見れば納得!修理方法と板金塗装」
車の傷修理代で困りなら神奈川県川崎市の佐藤自動車にご相談ください。
こんな傷も修理できるの?
ディーラーに行ったら高額の見積もりになってるんだけど安く修理できる?
短い期間で修理したいんだけど対応してくれる?
保険で修理したほうが得なのか損なのかが分からないんだけど教えてくれる?
などなど、何でもお気軽にご相談下さい。
分かりやすく丁寧にご相談に乗らせていただきます。