「ドアパンチをされてしまい、ドアに小さい凹みが出来てしまった…」
「小さい傷なんだけど、あまりお金はかけずに直したい…」
駐車場などに車を停めていて、戻った時にぶつけられてドアが凹んでしまった方や、自転車がお車に倒れてしまい、ドアに凹みが出来てしまった方も多いかと思います。
佐藤自動車では板金塗装だけではなく、デントリペアというドアパネルの裏側に特殊な工具を入れ込んで、凹みの箇所を押し出し、平にするという修理方法も行っています。この修理方法の良いところは、板金塗装を行わなくても修理が可能というところが最大の強みになります!板金塗装を行わなくても修理が出来るという事はその作業が無い分お値段を安く出来るという事になります。
今回は板金塗装作業の途中でデントリペアを行っている事例をご紹介致します。
NX損傷状況
今回の修理は左側のフロントフェンダーからリアドアまで全体的に損傷しているので、こちらの修理を行っていきます。
フロントドアのミラー下側は障害物があってもドアで隠れて見えなく、特に死角になりやすいので、低いポールなどがあるとぶつけてしまう事があります。今回、保険修理なのでフロントフェンダーとフロントドアは新品に交換、リアドアは損傷が小さいので修理になります。フロントフェンダーとドアは交換をしても事故車としての認定がされないので、お車の価値を下げない修理が可能です!
デントリペアを行う箇所は、リアドアのお写真の丸で囲ってある箇所になります。
お写真だと少し分かりずらいのですが、プレスラインと呼ばれるお車の面と面の間にある線の箇所が損傷して凹んでいるので、こちらをデントリペアにて押し出す修理をおこないました。プレスラインのデントリペアは面の修理とは違い、線を出す修理となるので、線に沿って凹みを押し出す難しい修理となります。
こちらがデントリペア作業中のお写真になります。
ドアパネルをライトで照らし反射を見ながら、頭がL字型等になっている特殊な工具をドアガラスの間から入れ込み、凹みの箇所を押し出す修理方法になります。
凹みの箇所を工具で何度も押し出して、凹みを少しずつ平にしていくという熟練の技術が必要な作業となっております。力が弱いと凹みが押し出されず、力を入れて押し出し過ぎると凹みの箇所が出っ張ってしまったりしてしまうので経験が非常に問われます。
佐藤自動車では25年の経験と3万台以上を修理してきた実績があるので、このようなプレスライン上にある、難しいと言われるデントリペアでも修理を行うことが可能となります!小さい凹みが気になっている方は是非ともご相談下さい!
熟練の整形技術
デントリペアが完了した後は、塗装を行う前の整形作業になります。デントリペアにてプレスラインを押し出しているので、今回はパネルにサフェーサーを塗装して塗装面の傷の箇所を平滑にしていきます。
こちらがサフェーサーの塗装が完了したお写真になります。今回、デントリペアにて凹みはなくなりましたが、ぶつけてしまって塗装が少し剥がれていたのでサフェーサーで厚みを持たせて周りを削り、ドアパネルを平滑にしていきます。
サフェーサーを研ぐという作業も簡単そうに見えて、非常に技術が必要な作業となっています。ただ闇雲にサフェーサーの箇所を研ぐだけでは塗装面が凸凹になってしまったり、フェザーエッジと呼ばれるサフェーサーを塗った箇所と塗られていないパネルの箇所をなだらかにする作業が上手く出来ないと、塗装をした後にサフェーサーがある箇所と無い箇所の段が出来てしまい枠として残ってしまう事があるので、一見、薄くて研ぐことが簡単そうに見えるサフェーサー研ぎの作業でも熟練の経験が必要となります。
雑な修理をしてしまう工場ですと、フェザーエッジの作り方があまり上手くなく、サフェーサーとパネルの間の段差になっている箇所の形がよくわかってしまう仕上がりになってしまいます。せっかくお車を修理して綺麗にしてもらうはずが、修理する前よりも酷くなってしまうケースも多々お見受けしてきたので、修理を依頼する工場も慎重に選ぶ必要があります。
佐藤自動車では「お客様のお車の価値を下げないように」心掛けて作業をしているので自信を持ってお客様にお車をお渡しできるクオリティで仕上げています。
また、佐藤自動車では紫外線硬化型パテとサフェーサーを使用しているので、紫外線で完全硬化する事により熱硬化型の物に対して後から不具合も無く、後から悪影響が出ません。
修理後もお客様に安心してお車にお乗りいただきたいので、少し高い材料ではありますが、後から悪影響が出ない紫外線硬化型のパテとサフェーサーを使用しています。
難しいパールカラーもお任せを
左側面の塗装が完了したお写真になります。
今回はパールホワイトで塗装したのですが、パールホワイトを塗る際は通常の塗装よりもとても手間がかかります。通常の塗装であれば、単一のソリッドやメタリックカラーを塗装してからその上にクリア等を吹きかけますが、パールカラーの場合、先にサフェーサー部分よりも大きく下吹きをおこなって色をボカシ、次に濁しと言い、白とパールを割ってボカシてから、補修していない元のパネルと同じ光輝感になるようにパールを何度か塗り、最終的にクリアを塗装します。
このように通常の塗装よりも作業工程もとても多く、パールの塗装の吹く向きや、やり方が少しでも違うだけで光の反射の仕方が変わり別の色に見えてしまうので、パールカラーは熟練した経験が必要な非常に難しい塗装となってます。
佐藤自動車では25年の経験と3万台以上を修理してきた実績があるので、このような色が合いずらいパールカラーでも熟練の経験を積んだ職人が居るので、しっかりと調色をして色を合わせる事が出来ます!
NX修理完了
レクサスNXの修理が完了したお写真になります。
元々、何処に傷があったかもわからないぐらい違和感も無く綺麗に仕上がっています!
今回はドアやバンパーを取り外して修理をおこなったので、診断機を繋ぎ全システムの機能面等に異常や問題が無いかをチェックしております。
画像に出ている診断機の表示は「全システム異常なし」となっていますので、お客様にも自信を持ってお車をお返し出来ます!
デントリペアでお得に修理
今回はデントリペアを含めた修理事例をご紹介しました。
小さい凹みやエクボのような傷であれば、板金をするよりもお安くデントリペアで修理出来る事があるので、小さい傷でもお悩みの方は是非ともご相談下さい!
また、保険修理で作業をご依頼いただいた場合、工賃の10%のキャッシュバックをおこなっています!修理をしてキャッシュバックも受けられるなんて、他の修理工場やディーラーさんでは中々無いシステムなので是非とも受けてみてください!
保険代理店免許を取得している者が車両保険を使った方がお得なのか実費修理の方がお安くなるのかも合わせてご説明しますので、保険を使わない修理でも喜んでお受け致します!
詳細は直接ご来店頂くか、メールかLINEで写真を送付して頂ければ無料でお見積もりを出す事も出来るので、お車をぶつけてしまって悩んでいる方はお気軽にご連絡下さい!