フロントバンパーに傷が入り、
フェンダーに凹みが出来てしまっています(>_<)
バンパーは樹脂製なのでこれくらいの損傷なら凹む事はないのですが、
フェンダーに関しては鉄板ですので、少しぶつかっただけでも凹んでしまいます。
この場合の修理方法は、
「フロントバンパーを脱着して修理、フェンダーを板金修理して塗装」となります。
それではちょっとオシャレな「スズキ・イグニス」を例にして修理工程をご紹介します。
目次
フロントバンパー
キズ修理
フロントバンパーを脱着して修理となります。
バンパー修理は、
まずは傷を削り落とす事から始めます。
深く傷が入っている場合にはパテを埋め込む必要がありますが、薄い傷であれば削り落としてしまうのが良いのです。
パテを使うと、もし同じところに傷ができてしまった場合に汚く見えてしまう可能性がありますので・・・。
今回のバンパーは深い傷はありませんでしたので、全て削り落として平らにしました。
下地処理
傷を削り落としたら下地処理剤(サフェーサー)と塗装します。
下地が出てしまった場合には必ず下地処理剤の塗装が必要になりまして、この下地処理をしないと塗装が吸い込んでしまったり、後で悪さをする恐れがありますので、必ず処理が必要です。
この下地処理剤で最終調整となりますので、慎重に作業を進めます。
フェンダー
板金修理
フェンダーパネルを板金します。
板金とは鉄板を元に戻す事を言うのですが、大きく分けて2種類の方法があります。
- 1、裏から叩いたり、表から叩いたりして元に戻す方法
- 2、表の塗装を剥いで、そこに溶接し引っ張って元に戻す方法
フェンダーは裏に手が入りますので、⑴の裏から叩いたり、表から叩いたりして元の形に戻していく方法で板金修理しました。
フェンダーとバンパーの高さや隙間も重要になりますので、バンパーを付けたり外したりを繰り返し調整していきます。
この隙間の修正は簡単ではないので、他店だど結構すぐに交換と言われてしまいます(>_<)
下地処理
板金が終わったら、パテを薄くつけて形を整えていきます。
この形を整える作業も熟練の技が必要で、手の感覚だけで削っていきます。
このフェンダーには綺麗なラインがあります。そのラインが少しでもずれると綺麗に見えないので、慎重に整えていきます。
パテで形を調整したら、
次は下地処理(サフェーサー)を塗装し最終調整をしていきます。
塗装
フェンダー塗装
フェンダーパネルを塗装する場合は、「ワザワザ」フェンダーを外して塗装はしません。
その理由は
売る時の問題と修理代です。
フェンダーを外すと、外したことが分かられてしまいます。
分かられてしまうということは修理したと、それだけで「ばれて」しまうのです。
売る時に修理していると分かる車より、修理していることが分からない車の方が査定は高くなります。
プラス修理代が高くなる!
すごくもったいないですね。
バンパー塗装
フロントバンパーは部分塗装をしました。
その理由は
全体的に塗装するより安いから!これです!
部分的に塗装しても全く分かりませんので、絶対にお得です。
でも、部分塗装と言っても
「結構大きく塗装するんだね!」
とよく言われるのですが、「そうなんです。」範囲が狭すぎる塗装で終わらせると、修理した事が分かるくらいの塗装しかできません(>_<)修理した事が分からなくなるように塗装するには、上記くらいの範囲で塗装が必要となるのです。
完成
綺麗に出来ました(^ ^)
大変お喜びいただけたので、佐藤自動車としても嬉しい限りです。
このようにお客様にお喜びいただける事を続けていきたいと思います。
この度はご依頼ありがとうございました。
傷・凹みの修理なら神奈川県川崎市の佐藤自動車にお任せ下さい。
ディーラーに行ったら高額の見積もりになってるんだけど安く修理できる?
短い期間で修理したいんだけど対応してくれる?
保険で修理したほうが得なのか損なのかが分からないんだけど教えてくれる?
などなど、何でもお気軽にご相談下さい。
分かりやすく丁寧にご相談に乗らせていただきます。