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板金塗装・傷修理事例

BMWを格安修理する為に中古ドアに交換!車の価値を下げない修理方法。

「車の傷やヘコミを、なるべく安く直したい!」
お車の修理にはある程度まとまったお金が必要ですから、値段は切実な問題だと思います。

そこで今回は、格安で修理できた具体例として、BMW3シリーズの事例をお伝えします!
右側のフロントドアとリアドア、スポイラーが損傷していたので、そちらを直したものです。

安い値段にできた理由は、中古ドアを使ったことです。

車の価値を下げないようにして、どうやってBMWを綺麗にしていったのか…?
詳しくご紹介しますので、ぜひ、お読みくださいね!

BMW損傷状態

まずは、どんな損傷だったのかをご覧ください。

画像を見ていただくと、フロントドアに何かがぶつかったのがお分かりいただけるかと思います。
フロントドアが、前のほうから後ろのほうまで歪んでしまっていますね。

画像で見ると、そこまでの激しい印象はないかもしれませんが、実際はかなり大きなヘコミができています。

リアドアに関しては、前のほう、パネルのすぐ際あたりがヘコんでいます。
下のスポイラーは、もう外れて無くなってしまっている状態です。

今回のお客様からは、「修理費用を抑えたい」というご要望がありましたので、値段を少しでもお安くできるようなご提案をさせていただきました。

具体的な作業の内容としては、

  • フロントドアは、中古部品(リサイクルパーツ)に交換
  • リアドアのパネルは、板金修理
  • 下のサイドスポイラーは、新品の部品に交換

になります。

それでは、これから順番に、作業の様子を見ていきましょう!

中古ドアに交換

こちらの画像は、フロントドアを中古部品に付け替えたところになります。
このドアの中古部品は、元のドアと色が一緒です。

どんな車にも「カラー番号」というものがあります。
車種に関わらず、日本車にも外車にも、すべての車に「この車は何番ですよ」という番号がふられているんですね。

ただし、「同じカラー番号のパネルをそのまま取り付ければOK」というわけではありません!
番号が一緒の部品だったとしても、車には個体差があって、微妙に色が違うんです。

画像では少し分かりづらいかもしれませんが、ドアのパネル自体は同じカラー番号なんですけど、よーく見ると色が少し違います。取り付けたパネルのほうが、やや白っぽいです。

当社の場合は、使うのが中古部品だった場合でも、きっちりと塗装をし直しています。
そうすれば、値段を安く抑えながらも、新品に交換したときと変わらない品質にできるのです。

上の画像をもう一度ご覧いただくと、車の表面にマスキングテープをちょんちょんっと置いていますね。これは、傷やヘコミの目印です。
中古部品には必ず何かしらの傷などがついているので、そこをチェックしているわけです。

リサイクルパーツのこういった小さな損傷をきちんと修理してから、塗装をしていきます。

板金修理

こちらは、後ろのドアの板金が終わったところになります。

後ろのドアを直すときは、必ずフロントドアの調整を終えてから取りかかります。
板金を先にしてしまうと、新しいドアのパネルを付けたとき、前後で合っていない可能性があるからです。

作業の流れとしては、まず、フロントドアにリサイクルパーツを付ける際に、高さや隙間の調整をすべて終わらせます。

しっかりと前のドアの調整を済ませてから、後ろのドアを板金していきます。
こうすることによって、段差がズレることなく、パネル同士がきっちりと綺麗に合ってくれます。
このように、パネルの高さや隙間を調整して合わせることを「チリ合わせ」といいます。

さて、板金のやり方に関しても、綺麗に整形するには技術が必要です。
裏から叩き出したり、表から溶接して引っ張ったり、ということを何度も繰り返して、高さを調整していきます。

さらに、フロントドアの開け閉めを何度も繰り返して、「高さが合っているかな?」「隙間が合っているかな?」をチェックしながら、慎重に作業を進めていきます。

パテ研ぎ微調整

こちらは、板金が終わったあとにパテをつけたところです。

修理箇所に薄くパテをつけて、職人の手作業で形を整えたら、下地処理剤(サフェーサー)を塗っていきます。

下地処理剤を塗装するにあたっては、他のところに処理剤がかかってしまうといけませんので、画像のようにマスキングペーパーで囲ってから、作業に入ります。

こだわり塗装

こちらは、下地処理剤の塗装が終わったところになります。
下地処理が終わったら、そこからまた職人の手作業で形を微調整しまして、その後にカラーの塗装に入っていくんですね。

下地処理剤を塗装する理由は、「塗料の吸い込み」を防ぐためです。
今回のBMW3シリーズでは、ボディーに白の塗装を塗っていくわけですが、パネルに塗料が吸い込まれてしまうと、仕上がりが汚くなってしまいます。
そこで、下地処理剤(サフェーサー)をあらかじめ塗っておくことが大事なのです。

目に見えない処置にもこだわることで、自信を持ってお客様にお車をお出しでき、当社自慢の「永久保証」をお付けできているということになります。

こちらは、スポイラーの新品部品を塗装したところになります。色は、当社ですべて作っています。

ここで「新品部品も塗装するの?そのままつければいいんじゃないの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
実は、新品の部品には色が塗られてきませんので、それぞれの工場で塗装をする必要があるんです。
これは当社だけでなく、どんな会社さんもディーラーさんでも、みんな同じです。

繰り返しになりますが、塗装は車によって個体差があります。
製造したときによっても色が違うので、元の色に合わせて、職人が色を作る必要があるのです。

こちらは、フロントドアとリアドアの塗装になります。

ここでのポイントは、フェンダーパネルも塗装していることです。
同じように塗装をすることによって、色の違いが100%無い状態に持っていけるんですね。
ですから、当社・佐藤自動車では、色の違いが出るということは、まず無いとご理解いただいてよいと思います。

ディーラーさんに行くと、「ディーラーで塗装しないと車の色が変わってしまうよ」と言われてしまうことがあるようですが、当社であれば、その点はまったくご心配いりません。
なぜなら、使っている塗料が同じだからです。
ディーラーさんと同じように、当社ではメーカー指定塗料の「スタンドックス」という塗料を使っていますので、ご安心いただければと思います。

こちらは、塗装したところをアップで写した画像です。
修理したところがまったく分からなくなっているかと思います。

BMW板金塗装完成

こちらが、完成したところの画像になります。
まったく違和感がなく、綺麗に仕上がっていると思います!

フェンダーパネルとの塗装の違いもありませんし、リアドアのパネルも「塗装し直した」という感じはないですね。

下のスポイラーも、新品塗装と同じ塗料を使って作業をしていますので、まるで新車のような完成度になっています。

格安修理で価値を下げない!

今回は、BMW3シリーズのフロントドア、リアドア、サイドスポイラーの修理事例をご紹介しました。

当社レベルのやり方であれば、お車を売るときにも査定に響かないような仕上がりになりますので、お車の価値を下げずに済みます。
もしディーラーさんで修理を行ったら、新品パネルを使うので、すべての部品が交換になってしまい、修理代が高くなってしまうでしょう。

また、交換するときの部品は、まったくの新品よりも中古品を使ったほうが、「修理した塗装」ということが分かりづらかったりもします。
佐藤自動車では、中古ドアの活用でディーラーさんより安いにも関わらず、新品と変わらない仕上がりをお約束できます。

「お車の価値を下げない、査定にも響きにくい修理」をお求めの方は、ぜひ当社・佐藤自動車を使っていただければと思います。

ご相談やお見積もりは無料で承っておりますので、お気軽にご連絡くださいね!