「車を修理することになったから、事故車になってしまう…」
このように心配される方も多いですが、技術力の高い修理工場であれば、お車の価値を下げない修理ができます。
この記事では、具体例として、BMW・X2の修理事例をご紹介します。
今回は保険修理だったため、お車にとって一番良いやり方をご提案させていただきました。
それでは、さっそく見ていきましょう。
BMW・X2損傷状態
こちらが、損傷状態を写した画像です。
リアドアとリアフェンダーが大きくヘコんでいるのがお分かりになるかと思います。
リアドアには、広く傷が入ってしまっていますね。
歪みも発生しているので、保険修理であれば、新品ドアと交換したほうがお車的に良いと判断しました。
そこで、お客様には「交換」をご提案し、承諾いただきました。
別の角度から、損傷を撮影したものです。
こちらのほうが、へこみが分かりやすいですね。
こちらは、2番目でご覧いただいたタイヤの上部分で、「リアフェンダー」という箇所になります。
「クォーター(パネル)」という言い方もしますね。
リアフェンダーには、かなり歪みが入っています。
おそらく、何か角が尖ったものが当たったのではないかと考えられます。
尖った何かがぶつかった結果、鋭角に歪みが入るということですね。
リアフェンダー(クォーターパネル)は、新品と交換すると「事故車」となってしまいます。
そこで、査定でお車の価値を下げないよう、当社・佐藤自動車の技術で修理させていただきました。
こちらは、前から写した画像です。前も傷がついていますね。
バンパーとフロントフェンダーにまたがってついている部分を「アーチモール」と呼びます。
フェンダーモールやオーバーフェンダーといった呼び方をすることもあります。
BMW・X2は、こちらの部分も交換します。
アーチモールの新品は塗装がされていないので、当社で塗装を施すことになります。
次から、実際の作業に入っていきます。
ドア交換と調整板金
こちらは、ドアを交換する前の段階です。
ドアの内張りを剥がすと、画像のような状態になっています。
窓ガラスを開閉するためのパーツや、スピーカーなど、いろいろな部品がついています。
ドア交換する場合は、こういった部品をすべて入れ替える必要があります。
細かい部品を全部外して、新しいドアに組み替えていくという流れになります。
こちらは、新しいドアを取り付けたところです。
新品ドアには塗装がされていないので、真っ黒ですね。
交換するときは、まずは「仮合わせ」をおこないます。
新しいドアを取り付けてみて、隙間や高さがちゃんと合っているかどうかを確認しながら、調整していきます。
輸入車のドアの場合、日本車よりもズレていることが多いです。
そのため、ズレを調整するという技術が必要になります。
当社では経験豊富なプロが作業をおこなっておりますので、しっかりやらせていただいております。
フェンダー板金とバンパー修理
ドアをつけたところで、リアフェンダーを板金します。
リアフェンダーの板金は、新しいドアがついた後でないといけません。
なぜなら、ドアを調整する前に板金してしまうと、あとから調整しようとしたとき、ズレてしまう可能性があるからです。
こちらは、板金が終わってから、薄くパテをつけたところです。
ドアをつけながら形を微調整し、研ぎつけて平らにしていきます。
この作業をするときも、ドアの開け閉めを繰り返します。
高さや隙間が合っているかを考えながら、何度も確認を繰り返して作業を進めていきます。
こちらは、パテを研ぎ終わったあと、下地処理剤(サフェーサー)を塗装したところです。
下地処理剤をつけたら、微調整のため、細かく研いでいきます。
次は、フェンダーパネルの作業に移ります。
フェンダーパネルには、少しの傷とへこみがありました。そのため、板金作業が必要です。
バンパーをつけながら、高さなどを調整しつつ、板金をしていくことになります。
こちらは、板金が終わって薄くパテをつけたところになります。
当社では、紫外線硬化型のパテを使用しています。
完全硬化してくれるため、後から不具合が起きません。
材料費としては少し高額になりますが、良い材料を使用することによって、お客様に「永久保証」をご提供できております。
こちらは、下地処理剤(サフェーサー)を塗装したところです。
サフェーサーも紫外線硬化型となっており、紫外線照射をすることで、完全硬化してくれます。
こちらは、バンパーに下地処理剤を施しているところの画像です。
バンパーにも傷がありましたので、外して修理しています。
フェンダーパネルは車体につけたまま作業しましたが、バンパーは取り外します。
下地処理剤を研ぎつけ、最終調整が終わったら、塗装に入ります。
こだわり塗装
養生したあと、側面から塗装していきます。
マスキングペーパーやビニールでテープで囲って、他の箇所に塗装のミストが飛ばないよう、細心の注意を払います。
塗装作業は、完全密閉型の塗装ブースでおこないます。
こちらも、塗装前の段階を写した画像になります。
ここからシャッターを閉めて、塗装に入っていきます。
こちらは、塗装が完成したところです。
当社では、スタンドックスというブランドの「スタンドブルー」を使用しています。
スタンドブルーは、メーカー認定の水性塗料です。
材料はディーラーさんと遜色ないものを使っていながら、さらに佐藤自動車は「永久保証」をご提供しているため、お客様にとってお得といえます。
こちらは、新品ドアを塗装するところです。
新品パーツは塗装がされていない状態で納品されるため、当社で色をつけていくことになります。
下地処理剤を葺いて、ボディカラーを塗装します。
修理工場の中には、下地処理剤を葺かないで塗装してしまう会社さんがあります。
しかし、下地処理がなされていないと、塗料が素地に吸い込まれて「ツヤ引け」の原因になってしまいます。
ツヤ引けすると仕上がりが綺麗になりませんので、佐藤自動車では、しっかりと下地処理剤(サフェーサー)を塗装してから作業をおこないます。
こちらも、塗装作業を写した画像です。
塗装は2コートになっており、まず色をかけてから、その後にクリアを塗装していくことになります。
上記の画像は、色をかけ終わったところになります。
ここからさらにもう1、2回ほど色の塗装をして、そこからクリアを塗っていきます。
クリアをかけると、お車にツヤが出てきます。
佐藤自動車ではスタンドックスの高品質塗料を使っていますので、新車のようなツヤが再現できるわけですね。
こちらは、バンパーの作業になります。
下地処理剤が終わって、塗装に入っていきます。
こちらは、オーバーフェンダーですね。
こちらは、色が違う2色になります
塗装がされているタイプではないので、当社で同じ色を作って塗装をしています。
BMW・X2修理完成
お車の修理が完成したところの画像です。
どこに傷やへこみがあったのか、まったく分からなくなりました。
ご覧のとおり、新車のような良いツヤが戻りました。
深みのある綺麗なブルーが再現でき、お客様にも大変お喜びいただきました。
お車の価値を下げない為に
今回は、BMW・X2の保険修理事例をご紹介しました。
たとえ新品パーツとの交換が発生したとしても、当社・佐藤自動車であれば、お車の価値を下げない修理が可能です。
また、当社では、保険修理でも工賃の10%分をキャッシュバックしております。
さらに、永久保証もお付けしております。
材料も環境も、メーカーさんと同じものを使用しながら、「10%キャッシュバック」と「永久保証」が付くため、メーカーさん以上のサービスをご提供できております。
それもこれも、お客様目線に立ち、お客様の気持ちに寄り添った修理工場でありたい、という想いゆえです。
お車の修理でお悩みであれば、ぜひ佐藤自動車にお任せください!
あなたのご希望に合わせ、最適な修理方法をご提案させていただきます。