スポイラーに凹みができた場合、
スポイラーは交換しないで修理にしても、ドアとの隙間や高さは変に見えないのか!大丈夫なのか!
今回はBMWの3シリーズのリアドアおよびスポイラーが損傷したケースでご説明いたしますが、ドアとスポイラーが一緒にぶつかっている場合、高さ調整が重要なポイントです。
たとえドアが綺麗に直っても、スポイラーとの高さや隙間が違ってしまえば、バランスよく見えません。
そこで、何度も高さを調整しながら、丁寧に板金していくことが必要です。
それでは、修理の過程を見ていきましょう。
BMW損傷状態
こちらが、修理前のお車の画像です。
損傷がよくお分かりいただけるかと思います。
リアドアが傷つき、下方に凹んでいるほか、スポイラーにも傷と凹みがついてしまっています(>_<)
そこで今回は、
- スポイラーは一度外して、凹みを直して修理していく
- ドアは外さずに、このまま修理していく
このような形で修理を行なっていきます。
ドアの板金・調整方法
こちらは板金したところの画像です。ドアの下の部分を板金で直しています。
ここでの重要ポイントは、
「スポイラーとの高さ・隙間について考えながら板金していく」ということです。
そのため、スポイラーを1回外して修理をして、形を整えます。
そして、もう1回つけることによって、ドアとの隙間・高さを調整していきます。
こうしないと、仕上がったときに「高さが違う」「隙間が違う」などの問題が起こりかねません。
そうなるといけないので、まず、修理の段階でこのようなズレの可能性を無くしておくことが重要になります。
こちらは、板金が終わってパテをつけたところの画像です。
パテをは「薄くつける」というのが基本となります。
こちらは、パテを削り落としたところの画像です。
「当て板」という道具にヤスリをつけて、削り落とし平らにしていきます。
ここで形をしっかりと整えて、サフェーサー(下地処理剤)を塗装する、という形になります。
こちらは、サフェーサー(下地処理剤)を塗装したところの画像です。
画像でお分かりいただけるように、マスキングペーパーを周りに貼りつけ、そこに下地処理剤を塗装していきます。
それが終われば、下地処理剤をまた削り落としていって、次の塗装に入ります。
スポイラー修理の重要性
こちらは、スポイラーを外して下地処理剤を塗装したところの画像です。
先ほど、
リアドアの板金のところでご説明しましたが、スポイラーを修理して、形を整えた後で、ようやく板金に入っていきます。
スポイラーの形をしっかりと整えてあげることで、それが基準になって、ドアの板金ができるというわけです。
下地処理剤をした後は、カラーの塗装に入っていきます。
塗装のこだわり「スタンドックス塗料」
こちらは、塗装が完成したところの画像です。
当社佐藤自動車では、
BMWの指定塗料になっている「スタンドックス」という塗料を使って塗装しています。
メーカーさんと同じ塗料を使っておりますので、ご安心いただければ、という風に思います。
なお、塗料は、「塗装ブース」で塗装しています。
これは、密閉された空間で、ゴミやホコリなどが入ってこない場所です。
そのため、品質の良い塗装が実現できています。
BMWの板金・修理完成
こちらが、完成した画像です。
高さ・隙間と共に、どこに傷や凹みがあったのか、全くわからないようにできているんじゃないかな、と思います(^^)/
スポイラーが凹んでいると、やはりディーラーさんに相談すると「交換」と言われてしまうパターンが多いです。
しかし、交換対応になってしまうと、それだけ高額な料金がかかってしまいます。
今回のお車のような凹みや傷などで「交換しなければいけない」とディーラーさんに言われたときには、ぜひ佐藤自動車に一度ご相談いただければと思います。
お客様にもご納得いただけるような、良いご提案ができると思います。
今回は、BMW3シリーズのリアドアおよびスポイラーの修理事例についてご紹介しました。
大切なお車を丁寧に、また安全に運転していたとしても、何らかの理由で傷つけてしまったり、事故に遭ってしまったりする可能性はゼロではありません。
そんなとき、パーツを交換するか修理するかは悩みどころでもあります。
しかし、交換してしまうと、それはお車の価値を下げてしまうことにもつながります。
佐藤自動車には、長年の経験と実績で培ってきたノウハウと、磨き続けているプロの技術があります。
お客様に寄り添うことを大切にし、技術にこだわってお車を修理させていただきます。
また、ディーラー以上の仕上がりでありながら、コスト安く抑えられるのも強みです。
お車の修理は、ぜひ当社佐藤自動車にお任せください。お問い合わせをお待ちしております。