ぶつかってしまったフェンダーラインは、板金で完璧に元通りになるのでしょうか?
BMWのリアフェンダーには、綺麗なラインがデザインされています。
今回の修理においてもっとも重要なポイントのは、ラインを復元することです。
デザインの幅や角度、高さなど正確に復元することが、仕上がりレベルを左右します。
それでは、BMW220iの修理工程をさっそく見ていきましょう。
BMW220i損傷状態
こちらが損傷状態の画像になります。
タイヤの上のパネルというのは、どの車も膨らんでいますので、ぶつかりやすい部分です。
また、左側は運転席とは反対側ということもあり、タイヤで膨れていてぶつかりやすいので、この部位を修理することが多いです。
この部分がぶつかるとどうなるかというと、こちらにはアーチのラインがありますが、そのラインがつぶれてしまうんですね。
ぶつかることでアーチのつぶれができてしまうので、新車と同じようなアーチに戻してあげることが重要ポイントです。
アーチの角度はしっかりと測ってズレがないようにし、凹みを修正していく、という流れになります。それが「板金」です。
フェンダー板金 新車デザインの復元
こちらは、板金したところの画像です。
アーチについて、しっかり「同じ角度」「同じ高さ」「同じ幅」になるよう、鉄板を叩き出して作っていきます。
きちんと時間をかけて板金をしていくのがポインです。
こちらは、板金が終わって、パテをつけたところの画像です。
こちらは、パテをつけた後、下地処理剤(サフェーサー)を塗って最終的な形を整えたところの画像です。
次から塗装になっていきますが、この下地処理剤の重要性について、少しお話しさせていただければと思います。
形を作った鉄板にそのまま塗装をしてしまえば、サビの原因になります。
そこで、パテをつけて形を正確に整えたのち、下地処理剤(サフェーサー)を塗装の前に入れることによって、サビや歪み、塗装の食いつきなどを防ぐことができます。
そのため、これは必ず行うべき工程となります。
ご自分でDIYの修理される方もいらっしゃるかと思いますが、その際も、サフェーサーを必ずされることをおすすめします。
塗装のこだわり
こちらは、塗装が完了したところの画像です。
佐藤自動車では、BMWの指定塗料である「スタンドックス」という塗料を使っています。
これは、BMWのディーラーさんに持ち込むのと同じ塗料だと思っていただければよいかと思います。
たまに、ディーラーさんから「こちらで修理して塗装しないと同じ色にならない」と言われた、というようなお話を聞くことがあります。
その点、佐藤自動車は「スタンドックス」という良い水性塗料を導入していますので、ご安心いただいて、ご依頼いただければ嬉しく思います。
BMW220i 板金塗装完成
こちらは、完成画像になります。
損傷箇所は、もうまったくわからなくなって、綺麗にできていると思います(^^)/
ボディーにも、良いツヤ感ができていますね。
いい写り込みになっていますので、凹みへの対応もしっかりとできているということが、これでお分かりいただけるのではないかなと思います。
今回は、BMW220iのリアフェンダー板金修理の事例についてご紹介してきました。
佐藤自動車では、
損傷してしまったお車について、デザインの幅や角度、高さなどを、まるで新車のように復元する点にこだわりを持ってやらせていただいております。
高い技術力を持つプロの目線で、お車1台1台にしっかり向き合い、お客様のご希望にきちんと応えられるように心がけております。
また、ディーラーさんと比べると、20%〜50%OFFで修理できる、という強みもございます。
大事なお車の修理については、ぜひ佐藤自動車にお問い合わせいただければ、大変嬉しく思います(^^)
ご相談やお見積もりは無料で承っておりますので、見積もり合わせなどにも、ぜひお気軽にご利用ください。
お問い合わせをお待ちしております。