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板金塗装・傷修理事例

BMWのバンパー「ガリ傷」修理!深い傷の時に交換にしない熟練の技

BMWのバンパーに「ガリッ」と深い傷がついてしまった場合、バンパーは交換になってしまうのでしょうか?
修理で可能なんでしょうか?

浅い傷であれば全く問題ないのですが、深い傷となりますと修理する為には知識と経験が重要となります。

バンパーは樹脂製なので、削れば削った分だけ、膜厚がなくなってしまいます。

深い傷でも削り落とすことは可能ですが、そうすると樹脂の厚みがなくなり「ペコペコ」状態になってしまいます(>_<)

こうなると強度が落ちてしまうので、バンパーを修理する際は、削り落としすぎないことが重要です。

では、実際の修理工程について、さっそく見ていきましょう。

BMW X1バンパー損傷状態

こちらは、修理前の画像です。
フロントバンパーの左側が深くえぐれて、傷になっているのがお分かりいただけるかと思います。

フロントバンパーのほか、その横についている「アーチモール」というタイヤの枠にも、傷がついている状況です。

ここまでバンパーが深く傷になっている場合には、「バンパーを外して修理する」という方法をお勧めしています。

深く傷が入っているという点もそうですが、
損傷箇所の近くにフロントバンパーのセンサーがあったり、フォグランプがついていたりするためです。

そこで、
今回のBMW X1では、バンパーを脱着して修理する方法をご提案させていただきました。

バンパーの深いガリ傷を削って修理

こちらは、バンパーを外して傷を削り落としたところの画像です。

こちらは、形を作るためのパテを塗ったところの画像です。

こちらでは、パテを削って下地処理剤を塗ったところの画像です。

3枚の画像を連続して見ていただきましたが、まずは深い傷を「ダブルアクション」という機械、簡単にいえば「やすり」を使って削り落としていきます。

「削り落としていく」と言っても、全部を削り落とすわけではありません。

深くなりすぎているところは途中で止めて、あとはパテで形を作る、というやり方を行なっています。
なぜかというと、削りすぎてしまうと形がダメになってしまうからです。

また、削らなすぎるのもいけません。塗装の白い色が残って、後になってそれがお車に悪影響を及ぼすからです。

そのため、しっかりと削り落とすことを第一に考えて、しかしまた一方で削りすぎない、ということも考慮して作業しています。

削ってパテをつけて形を整えて、そこから下地処理剤を塗装していくという流れです。
パテで形を作り、下地処理剤(サフェーサー)を塗装して、正確に形を整えていく。

フロントバンパーは、このようにして修理していきます。

アーチモールも同様に修理

こちらは、、フロントバンパーについている、タイヤ周りの「アーチモール」の画像です。

この部分も、一度外してからの修理が必要になりました。
パーツを外し、傷を削っていきます。

ここには削れば深い傷は残らなかったため、後は下地処理剤(サフェーサー)を塗って完成、という形になります。
下地が完成したので、ここからは、本格的な塗装に入っていきます。

塗装のこだわり

こちらは、塗装が完成したところの画像です。

フロントバンパーを外し、フォグランプやグリルといったものも全部外しているため、こうして綺麗に塗装できます。

つまり、「交換」と変わらない形に仕上げられるように、バンパーを外して、まるまる全部塗装している、ということです。
こちらは、アーチモールの画像です。

こちらも、まるまる一本塗装をかけてしまうことで、交換と同じようなレベルまで持っていくことができます。
高い完成度にできることから、このような方法で塗装しました。

今回も、BMWの指定塗料になっている「スタンドックス」という塗料で塗装させていただいておりますので、ご安心いただければと思います(^^)

BMW X1バンパー脱着修理完成

こちらが、修理の完成画像になります。

どこに傷があったのか、まったくわからないレベルまで持っていくことができました(^^)/

メーカーさんやディーラーさんであれば、こちらのようなケースは「交換」という風になってしまいます。
そうなれば、費用が20万、25万とかかってきます。

しかし、当社であれば「交換」ではなく「修理」のため、半額以下でお車を直すことができます。
そのため、お客様には大変喜んでいただいてるんじゃないかな、という風に思います。

佐藤自動車の集合

今回は、BMW X1のフロントバンパーの修理事例についてご紹介しました。

深いガリ傷があったとしても、深く削りすぎることなく、ボディーの強度を落とさないように修理できるのは、熟練の技があってこそです。

佐藤自動車の技術者たちは、理想的な修理をただ目指すだけでなく、それに見合う技術を常に磨き続けています。
また、まずは「修理」を考え、安易に新しいパーツが必要な「交換」を選ばないため、それだけコストも抑えられます。

お車に深い傷が入ってしまった場合は、ぜひ一度、当社佐藤自動車までご相談ください。
大切なお車にとっても、お客様自身にとっても、ベストなご提案をさせていただきます。