音声でもご紹介してますので、聴きながら記事を見ると分かりやすいです(^ ^)
今回は、BMW3シリーズの修理事例をご紹介します。
鮮やかなレッドが印象的な、BMW3シリーズのお車。
今回は、左リヤドア、リヤフェンダー、スポイラーに傷と凹みがついたケースです。
交換となりそうな損傷具合でしたが、無事に修理で直すことができました。
では、実際の修理過程をさっそく見ていきましょう。
BMW3シリーズ損傷状態
<画像1-1>
左リヤドアの画像です。擦過傷と凹みがあるのがわかります。
<画像1-2>
別方向から見た傷、凹みの様子です。
左リヤドアが大きく歪んでしまっています(>_<)
スポイラーを外してみたら…
<画像2-1>
こちらは、ドアの下に付いていたスポイラーを外した画像です。
「スポイラー」とは、自動車の性能を向上させるパーツのことです。
画像の下部分にご注目ください。
<画像2-2>
スポイラーを取り外して気づいた点として、
鍵穴状になっている部分が歪み、凹んでしまっていることがわかりました。
<画像2-3>
問題部分のアップの画像です。
この鍵穴のような部分にスポイラーがはまります。
今回のケースでは、スポイラー自体が強く押された結果、内部のフレーム部分まで歪んでしまいました。
このままでは、たとえ表面を綺麗にしたとしても、絶対にスポイラーがはまってくれません。
交換ではなく板金修理ができる理由
このままでは即・交換となりそうですが、佐藤自動車では
内側の損傷フレーム自体から板金修理を行いました。
表面からは見えないフレーム部分から板金して形を直すことで、全体としての修理が可能になりました。
<画像3-1>
こちらは、ドアとリヤフェンダーの板金が終わり、パテを付けて形を整えている画像です。
「リヤフェンダー」とは、ドアの後ろの部分に付いたタイヤを覆うパーツのことです。
<画像3-2>
パテを削ぎ落とした画像です。
形を正確に作った後、下地処理剤(サフェーサー)を塗装した状態です。
<画像3-3>
こちらは、スポイラーに下地処理剤(サフェーサー)を塗装した画像です。
このように、修理の工程は
- 板金とパテで形を整える
- 下地処理剤(サフェーサー)を塗装する
- 下地処理剤(サフェーサー)の塗装を、さらに研いで形を正確にする
- ボディカラーを塗装する
- クリアコート(ツヤ出しと塗装保護)を行う
という順番で進めていきます。
塗装前処理の重要性(養生)
<画像4-1>
塗装前の状態です。
塗装をしない部分を、養生マスキングテープで覆っています。
<画像4-2>
アップの画像です。
<画像4-3>
リヤフェンダー部分のアップの画像です。
<画像4-1>から<画像4-3>までは、いずれも塗装前の下地の状態です。
このように、事前に丁寧に養生マスキングテープで囲います。
塗装しない部分をしっかり囲うことで、塗装材が飛ばないようにしています。
塗装ブースのメリット
<画像5-1>
いよいよ、ボディカラーのレッドを塗装していきます。
お車の仕上がりを決める、大切な工程です。
ボディカラーの塗装を行う際は、「塗装ブース」という場所で塗装を行います。
塗装ブースで作業を行えば、ゴミなどが付着することがなく、綺麗な塗装ができるのです。
<画像5-2>
左リヤドアの塗装状況です。
<画像5-3>
別角度からの画像です。
<画像5-4>
塗装が終わったスポイラーの画像です。
佐藤自動車では、「スタンドックス」というメーカーの認定塗料を使用しています。
つまり、
BMWのメーカーさんやディーラーさんと同じ塗料で
仕上げのカラーを行なっています。
「ディーラーに行かないと元どおりの色にはならないだろう」
というお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、このように全く同じ塗料を使っているため、
完成度の高い塗装が可能です。
お客様にもご安心いただけるよう、佐藤自動車では、こだわりを持って修理を行なっております。
BMW3シリーズの修理完成
<画像6-1>
完成後の画像です。
ツヤ感をいい感じに出すことができました。
メーカーの認定塗料であるスタンドックスを使うことで、ボディの輝きを取り戻せます。
また、内部フレームからしっかり修理を行なったため、見た目も新品パーツと遜色ない仕上がりになりました。
このように、たとえ他店で「交換」と言われた場合でも、佐藤自動車なら「修理」が可能です。
妥協しない職人技術で、大切なお車を元どおりに直せる可能性が高いです。
同じようなケースでお悩みの場合は、ぜひ一度、佐藤自動車までご相談くださいね!
お車の価値を考えるなら
キズ凹み修理の専門店「株式会社 佐藤自動車」にお任せ下さい。
ご相談お待ちしております。