「自動車の表面の色が変わってしまった！」
「車の一部だけ、なんだか変な色になっている…」
今回は、このようなお悩みをお持ちの方向けに、「色褪せ」に関するお話をしたいと思います。
お車の一部が変色してしまう色褪せ現象はいろいろな原因によって起こりますが、決して特別なケースではなく、どんなお車にも発生する可能性があります。
対応方法は、色褪せ部分に再塗装をすること。
しかし、ただ単純に色褪せ箇所の上から塗料を塗っただけでは、のちのちまた同じように色褪せてきてしまうリスクがあります。
では、プロの自動車修理工場では、どのように直しているのでしょうか。
今回は当社で実際に修理した事例として、ベンツCクラス・ボンネットのケースをご紹介します。
ボンネット表面の一部の色が変わってしまったため、下地処理をおこなってから再塗装したものです。
お車の変色や色褪せでお悩みであれば、ぜひ参考にしてくださいね！
ベンツ・ボンネット色褪せ
まずは、実際にベンツの色褪せ状態をご覧ください。
黒いボンネットの真ん中付近に、白っぽくくもっているような部分があるのかお分かりいただけるかと思います。 
別の角度から色褪せた部分を撮影しました。
ボンネットの他の部分には電信柱や家といった周りの景色が映り込んでいますが、色褪せの箇所は光沢が消え、白く浮かび上がってしまっています。 
こちらも、色褪せを写した画像です。
このようなお車の色褪せというのは、実はよくあることなんです。
今回のベンツ・Cクラスのように、塗装の一部が色褪せてしまうということもありますし、お車が全体的に色褪せてしまうというケースもあります。
色褪せが発生する理由としては、さまざまな要因が考えられますね。
たとえば、紫外線の影響だったり、コーティングの影響や下地の影響といったことです。
1つの原因を特定するのは難しいのですが、どんなお車にも起こりうるとお考えください。
ボンネットは、特に色褪せが起こりやすい箇所になります。
面積が広いうえに上面を向いているので太陽光がよく当たり、紫外線の影響を受けやすいということもありますし、内部ではエンジンから熱が発生しますので、どんどん塗装が褪せていくと考えられるわけですね。 
では、色褪せをどうやって作業していくのかについてご説明しますね。
まず、単純にこの色褪せた部分を上から塗装するっていう形ではダメなんです。
なぜかというと、何も処理せずに塗料を乗せただけでは、色褪せているところが色が吸い込んでいってしまい、結局また同じように褪せていくということが考えられるからです。
大事なのは、下地の部分からしっかり処理してあげること！
具体的には、「研磨」と「下地処理」になります。これから具体的な作業を中身をお伝えしていきますね。
ボンネット研磨
こちらは、ベンツの色が褪せているところを全部削り落としたところになります。
ご覧のとおり、ボンネットは車体から外して、エンブレムなどもすべて外してから作業するんですね。
色褪せの原因となっている下地のところまで全部研磨していって、悪い部分をしっかり取り除いてあげたあとに、新たに下地処理をしていくんです。
ボンネット下地処理
こちらは、下地処理が完成したところになります。
下地処理は、色褪せた場所だけピンポイントということではちょっと不安がありましたので、今回はベンツのボンネット全体に下地処理剤を塗装しました。
下地処理剤は、サフェーサーとも呼ばれている下地塗料です。
お車のパネルを削っただけですぐに塗装してしまうと、表面が塗料を吸い込んでいってしまうので、シーリングのような形で全体的にサフェーサーを塗装してあげるわけですね。
下地処理が終わったあとは、また削って傷をつけて、塗料が綺麗に乗る状態にしてから、カラーの塗装をしていきます。
ボンネット塗装
こちらは、本格的に塗装が終わったところですね。
当社は作業環境にもこだわっていますので、完全密閉型で上下圧送式の塗装ブースで塗装をおこなっています。
ホコリが入ってこない場所で作業をしていますから、表面がなめらかで綺麗な塗装ができるんですよ。
塗料に関しても、佐藤自動車にはこだわりがあります！
使っているのは「スタンドックス」というメーカー指定塗料で、メーカー直営のお店や外国車ディーラーのヤナセさんで使われているものと同じ塗料になります。
ディーラーさんに修理依頼をしたことがある方の中には、「ディーラー以外の工場で塗装すると色が変わってくる可能性がありますよ」と言われることもあるようですが、当社・佐藤自動車ではディーラーさんと同じような環境で同じ塗料を使って作業させていただいておりますので、遜色ない仕上がりになります。
さらに、当社ではディーラーさんではできない「永久保証」をご提供していますので、修理の費用も安く済む上に、仕上がりもよくて、さらに保証が付いてご安心いただける、ということになります。
すべてのお客様にとってお得で、良い状態でお車をお渡ししておりますので、多くの方々にご好評いただき、当社をお選びいただいているのかなと考えております。
色褪せ再塗装完成
こちらが、再塗装が完成したところです。
ボンネットを車体に戻して、これからエンブレムを付けていくところになりますね。
ご覧のとおり、色褪せはすっかり消えて、まったく違和感なく仕上がっています。
塗装の肌感は技術力がものをいうところになりますが、スタンドックス塗料を使うことによって、ツヤ感も塗装の肌もしっかり再現できています！
保証のお話しディーラーとの違い
今回は、ベンツCクラスのボンネットの色褪せ修理事例についてお伝えしました。
色褪せは、直接的にお車の走行に危険な影響を与えるものではありませんが、やはりどうしても見栄えは悪くなりますし、お車の価値も下がってしまいます。
単純に塗料を塗り直すのではなく、研磨や下地処理を適切におこなうことによって、綺麗で価値を下げない再塗装ができるのです。
当社は、ディーラーさんと遜色ない作業環境と材料を使っておりますので、クオリティーには絶対の自信がございますし、さらにディーラーさんと同等以上の完成度でありながら、ディーラー価格の20%〜50%OFFや「永久保証」を実現しております！
お客様のご希望を大切にし、お客様に寄り添った工場であること。
これが、当社の大切にしているポリシーです。
大事なお車の修理は、当社・佐藤自動車にお任せください！
お見積もりやご相談は無料で承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。お待ちしております！
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