アウディA4の大きな損傷を修理するには、ディーラーでの交換修理が一般的ですが、当社では高度な板金技術を駆使し、車の価値を下げずに修理を行います。
今回の修理事例では、フロントバンパー、フェンダー、ドア、クォーターパネルなど側面全体の大きなへこみを修理しました。中古部品と新品パーツを適切に組み合わせ、コストを抑えつつ高品質な仕上がりを実現しました。その全工程をご紹介します。実際の修理工程について詳しく解説します。動画でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください!
目次
アウディA4の損傷状態
今回の車両は、以下のような損傷を受けていました。
- フロントバンパーのへこみ・損傷
- フェンダーパネルの変形
- 前後のドアの大きなへこみ・損傷
- リアフェンダー(クォーターパネル)の損傷
今回の修理では、車両保険を適用しましたが、保険の上限金額を超えないようにするため、前後のドアは中古部品を使用し、フェンダーパネルは新品を使用しました。
損傷の程度が大きいため、通常の修理よりも手間がかかるケースです。当社の技術と経験を活かし、しっかりと仕上げていきます。
🔽 修理前の状態(画像)
板金修理の工程
① 損傷部品の取り外し
まずは、損傷した部品を取り外していきます。
- フロントバンパーを取り外し
- ドアハンドル、ミラー、ガラスを外し、中古ドアと交換
- フェンダーパネルの交換
- リアフェンダーの板金修理準備
部品の取り外しには、慎重な作業が求められます。特に電気配線が絡む部分は、配線の取り付けミスがないように管理が必要です。
🔽 取り外し作業(画像)
② フェンダー・ドアの取り付け
- 中古部品の色が違うため、塗装前に位置調整と隙間調整を実施
- リアフェンダーとドアの高さを揃える
- ドアの電気配線(ガラス・スピーカーなど)を適切に接続
中古部品を使用する際には、細かい調整が必要になります。ミリ単位のズレでも仕上がりに影響が出るため、慎重に位置を決めていきます。
🔽 中古ドアの調整(画像)
修理技術の詳細解説
③ 板金修理:歪みを直す工程
- 鉄板を溶接し、専用工具で慎重に引っ張る
- 細かい部分をハンマーで叩いて調整
- パネル全体の高さやラインを均一に整える
🔹 使用する板金工具
- スポット溶接機:鉄板に小さな突起を作り、そこを引っ張ることでへこみを修正。
- スライディングハンマー:引っ張りながら、調整が必要な部分を慎重に整える。
- ドリー&ハンマー:微調整を加えながら、鉄板を叩いて仕上げる。
🔽 板金修理の様子(画像)
④ パテ処理と下地処理
- UV照射による特殊パテを使用し、完全硬化
- 細かい凹凸を整え、新車同様のラインを再現
- サフェーサー(下地塗装)を施し、塗装準備完了
パテの工程では、凹凸を丁寧に埋め、滑らかな表面を作ります。その後、下地処理を行い、塗装の密着性を高めます。
🔽 パテ処理(画像)
⑤ 塗装と仕上げ
- コンピューターで色を測定し、純正色を再現
- グラデーション塗装を実施し、色ムラを防ぐ
- 仕上げ磨きで光沢を最大限に引き出す
塗装後は、バフ研磨を施し、クリアコートをかけることで新車同様の光沢を復元します。
🔽 塗装作業(画像)
まとめ:アウディA4の板金修理なら当社へ!
当社では、
- ディーラーでの交換が必要な損傷も板金修理で対応
- 費用を抑えながら高品質な仕上がりを実現
- 純正塗料と職人の技術で新車同様の美しさに復元
- 永久保証付きで安心!
このように、当社ならではの技術とコストメリットを最大限活かした修理が可能です。
アウディA4の板金塗装を検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください!